【国宝指定】霧島神宮 - 鹿児島最大のパワースポットは見どころもご利益もたくさん

霧島神宮

霧島神宮は歴史ある神社で、鹿児島屈指のパワースポットともいわれ観光地としても有名です。ここでは霧島神宮についてご利益や行われる行事、御朱印などについて紹介していきます。

霧島神宮前大鳥居

社殿が国宝に指定される

2021年11月19日、霧島神宮の本殿・幣殿・拝殿を国宝として指定するよう答申され、2022年2月9日に正式に国宝指定されました。鹿児島県内の国宝は照国神社に奉納された『太刀銘国宗(たちめいくにむね)』に次いで2番目で、建築物としては県内初の国宝です。また同時に『鹿児島神宮』が重要文化財に指定されています。

国宝に指定された理由としては、建物に施された装飾の美しさと、沖縄や東アジアの影響を受けた文化的背景などが挙げられています。

参拝客
特別拝観
国宝特別拝観証

霧島神宮の由緒や祭神、ご利益について

霧島神宮は鹿児島県霧島市にあり天照大神から御神勅をもらい、3種の神器と稲穂を捧持して高千穂峰に天降りたといわれている神社です。祭神は天壌無窮の皇基を建てられた日本肇国の祖神・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)で、相殿に六柱の皇霊を配祀しています。ご利益は開運や起業、子孫繁栄に家庭円満などです。未婚女性には坂本龍馬とおりょうの新婚旅行地であることから、縁結びのご利益もあります。

観光地としても人気なので年中通してたくさんの参拝客が訪れます。

たくさんの参拝客

霧島神宮で行われる行事や祭り、見どころについて

霧島神宮では、年間で約100の行事や祭りが行われています。この中で恒例行事といわれているのが「お田植祭」です。瓊瓊杵尊が初めて水稲を作ったいわれに由来しておこなわれているお祭りで、境内斎場では田の神舞が奉納されます。このお祭りは県の無形民俗文化財に指定されており、300年ほどの歴史があります。また、年に4回斉行される遠田彦命巡行祭や本宮で毎月1日に行われる朔日際、19日に行われる月次祭も有名です。

霧島神宮は紅葉スポットとしても人気

お祭り以外にも紅葉シーズンになると、たくさんの人たちがその美しい景観を楽しみにやってきます。

見頃は11月上旬~中旬あたり。この時期は神宮前の道路が渋滞することもあるので、余裕をもって行動することをオススメします。

霧島神宮の境内や施設

霧島神宮の本殿への道のりには80段ほどの急勾配の石段があり、朱塗りの神橋から続くこの石段を上がると二の鳥居と三の鳥居があります。

本殿への道のりには展望所があり、晴天時には鹿児島湾や桜島などを眺望できます。

展望台からの景色

国宝にも指定された本殿には外壁に「二十四考図」が存在し、中国に伝わる24の孝子の説話が色鮮やかに描かれていますが、一般公開はしていません。また、これも一般公開されていませんが、向拝の柱には「幣殿の竜柱」といって無数の瑞雲がなびく中、2匹の竜が巻きつく姿が彫られています。

境内には本殿の他に神楽殿や手水舎、神聖降臨之碑などもあります。

御朱印やグッズなどについて

霧島神宮には『九面(くめん)』と呼ばれる九つのお面をモチーフにしたグッズがたくさんあります。九面とは霧島の地に伝わる、魔除けや災難を追い払う九つのお面のことで、また「九面=工面(くめん)」のごろ合わせから、物事がうまく進むので縁起が良いものとされています。

また神社と言えば御朱印を集めている方も多いと思いますが、霧島神宮にはアマビエの御朱印があります。アマビエとは江戸の末期に肥後国の海に出現し、自らアマビエと名乗り疫病が流行した時には自身の姿を描いた絵を人々に見せよと告げて海に帰ったとされています。この伝説により疫病退散のご利益があるといわれ、霧島神宮では計4種類のアマビエを描いた御朱印の授与を行い、郵送も可能です。この他、各種お守りや置物などのグッズもあります。

また、今なら国宝指定記念の御朱印が貰うことができます。

霧島神宮国宝指定記念御朱印
霧島神宮国宝指定記念御朱印
霧島神宮内の池に飾られたアマビエの像

おみくじも様々な種類があるので、自分にあったものを選べます。

こどもみくじ
子供に人気のこどもみくじ

参拝客休憩所では、様々なお土産品とともに霧島神宮オリジナルの品々がたくさんあります。特に国宝指定記念写真帳は、普段は見ることができない貴重な本殿内の写真が多数掲載されているので一見の価値ありです。

境内にある参拝者休憩所
国宝指定記念写真帳
国宝指定記念写真帳

また、神宮の駐車場の近くにはお土産屋さんがあり、土日休日には屋台が出てることもあります。

特に「まる金」の屋台で売られている『黒豚串』はオススメ。すぐに売り切れてしまうほどの人気商品なので、見かけたら即購入すべし。

まる金黒豚串
ボリューム・味ともに満点の黒豚串

国宝にも指定され今後ますます注目される霧島神宮。

見どころもご利益もたくさんあるので、霧島へ来た際は是非立ち寄ってください。

霧島神宮へのアクセス

〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608−5

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投稿者プロフィール

たった
たった
神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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