地下鉄と徒歩で回る札幌市内観光とよさこいソーラン祭り

鹿児島からドラクエウォークリアルイベントに参加するために、はるばる札幌へ。3泊4日の北海道旅行の体験を記事にしています。

子ども連れなら寄っておきたいポケモンセンター・サッポロ

札幌駅からこのまま宿に向かってもよいが、再び出直してくるのも面倒なので、このまま札幌観光へGo。

まずは子どものために札幌駅直結の大丸にある「ポケモンセンターサッポロ」へ。狙いは北海道限定のポケモングッズ。

ポケモンセンター・サッポロ

……が、見当たらない。探し方が悪いのか、そもそも取り扱っていないのか。

記念メダル(メダリーフ)だけはご当地デザインがあったので、せめてもの土産に購入。新千歳空港でいくつかポケモングッズを購入しておいて良かったのだ。

限定バージョンが欲しい場合はCを選ぼう

がっかりスポット?札幌時計台

お次は駅から10分ほど歩いて札幌時計台へ。

日本3大がっかりスポットとも呼ばれる場所だが、実際に訪れてみてその理由が少しわかった気がした。

写真で見る限りは悪いように見えないが

普通のオフィス街のど真ん中にポツンと取って付けたように存在し風情も何もないのだ。

写真を撮っても背景に時計台よりはるかに大きな近代的なビルディングが写ってしまえば興醒めもいいところ。周りが大通公園のように広い公園のようになっていたり、土産物屋が立ち並んでいたり観光地としての雰囲気がもう少しあれば、がっかりなんて言われなかったかもしれない。

言っておくが、時計台そのものは全然悪くない。悪いのは周りの環境だ。どうしても周りのビルと比較されてこの素晴らしい建物が小さく見えてしまうのが非常勿体無い。ただそれだけだ。

周りをビルに囲まれているが、本当の価値は外観ではない

大通公園とさっぽろテレビ塔

気を取り直して、お次はそのまま歩いて大通公園へ。
芝生の広場にテレビ塔。こちらは“札幌らしさ”満点の景色。

時間があれば塔の上まで登ってみるのもよいだろう。

札幌市のシンボル、さっぽろテレビ塔

夜はよさこいソーラン祭り

6月の上旬はちょうど「YOSAKOIソーラン祭り」の開催中。
夕方になると祭りが始まり、次々と登場する踊り子たちに見入ってしまう。

ステージ上で何十組もの踊り子たちが熱のこもったパフォーマンスを披露。近くで見たいところだが、有料観客席は当日完売してしまうほどの人気。

仕方がないので少し離れた場所から覗き込むように観覧させてもらった。

メインステージで踊りを披露

終わった後は熱気にあてられて、つい「YOSAKOI限定シマエナガエコバッグ」を購入。
明日からの北海道観光は、このバッグが相棒になりそうだ。

シマエナガエコバッグ
よさこいソーラン祭オリジナルのエコバッグ。結構気に入ってる
夜のさっぽろTV塔もライトアップされてキレイ

そしてそのまま人の流れに乗って、夜の「すすきの」へ。

日本3大歓楽街すすきのを散策

東京の歌舞伎町、福岡の中洲と並んで日本3大歓楽街の一つと呼ばれている。
鹿児島ではあまり馴染みのない土地なので、すすきのと言えばニュースで度々事件が報道される「なんかすげーやべーところ」くらいの認識しかなく、南アフリカのヨハネスブルグのようなイメージを持っていた。

だが、いざ足を踏み入れてみると、そこには想像していたような危険な雰囲気はまったくなく、鹿児島の天文館をもっと大きくして賑やかにした感じで、むしろ、明るくて、にぎやかで、観光客でいっぱい。意外にも普通の街で安心した。

そして、通りの中心にある「ニッカウヰスキー」の電光看板の前では、次々と記念撮影する人たちの姿が。
完全に“安心して楽しめる観光地”だった。

ここからの眺めが人気のフォトスポットとなっている

札幌味噌ラーメンの名店「もぐら」のみそバターコーン

さらに交差点を渡って進んでいくと「札幌名所新ラーメン横丁」というものを発見。

ラーメンはもう昼間に空港で食べていたが、これを見てしまったからには入らないわけにはいかない。中は狭い雑居ビル内の通路にラーメン屋が何軒も立ち並ぶ。

新ラーメン横丁の入口

今回はその中でも札幌ラーメンの老舗「元祖さっぽろラーメンもぐら」を訪れる。やはりせっかく札幌まで来たのだからニューウェーブ系とかネオノス系とかそんなのではなく、昔ながらの本物の札幌ラーメンを食べてみたい。

札幌ラーメンもぐら
昔ながらのお店を感じさせる「元祖さっぽろラーメンもぐら」

ここはやはり俳優・真田広之も食べに来たという名物の味噌バターコーンを注文する

注文を待っている間、隣のお客さんはスマホでドラクエウォークをプレイしていた。
この人も翌日開催されるイベントに参加するために来たのだろう。そういう意味ではここは全国の冒険者たちが集まるルイーダの酒場のような場所だと思うと感慨深い。

運ばれてきたラーメンはチャーシューのインパクトが大きくボリュームもある。濃厚な味噌スープにバターがたっぷり溶け込むと、まるで背徳感の塊のような一品だ。まさに札幌ラーメンといえば「これ」という味に大満足。

ちなみに、ビルの裏手には「元祖ラーメン横丁」もあるらしい。名前は似ているが施設も違うし、全く別の運用形態らしい。
どちらも50年以上の歴史があるので、どっちが古くてどっちが新しいとかは、もはや気にならないレベルだ。

アクセスも便利。宿にチェックイン

札幌市内を十分満喫したところで、すすきの駅から地下鉄に乗り、北18条駅から徒歩1分の宿・アンタップトホステルにチェックイン。YOSAKOI祭りの時期は全国から観光客からやってくる&インバウンドの影響もあって札幌市内の宿泊費が高騰しがちだ。

しかし、このホステルは1泊6000円程度で泊まれてとってもリーズナブル。しかも最寄り駅から徒歩1分という立地の良さ。そして札幌駅まで地下鉄で5分、中心地のすすきのまで10分程度で行けるのでアクセスが非常に便利。

さらにすぐ近くに道民の友「セイコーマート」もある。ここで夜食や明日の朝食を買っておくと良い。

個室にこだわらないのであればオススメの宿だ。

札幌市内観光のまとめ

というわけで、今回の旅で得た最大の収穫は――
「すすきのはヤバい街ではなかった」という事実。
勝手に抱いていた先入観が、いとも簡単に覆された日だった。

明日は、旅の本命イベント「ドラクエウォークのリアルイベント」へ。

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投稿者プロフィール

たった
たった
神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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霧島市の人気観光施設「西郷どん村」にある日当山無垢食堂が、先日の大雨洪水で大きな被害を受け、やむなく休業を余儀なくされました。あの温もりある店内で、地元食材をふんだんに使ったランチやスイーツを楽しんだことのある方も多いのではないでしょうか? しかし、今回の水害で店内設備や什器が浸水し、営業再開には相当な修繕と資金が必要…。そんな中、お店はクラウドファンディングを立ち上げ、地域の皆さん・ファンの皆さんと力を合わせて再出発を目指しています。 日当山無垢食堂とは 鹿児島県霧島市日当山温泉郷の玄関口、西郷どん村にある日当山無垢食堂は、地元・霧島の農家さんから仕入れる新鮮野菜や、鹿児島ならではの食材を使ったランチは、観光客だけでなく地元客からも愛されてきました。また、西郷どん村の観光と合わせて立ち寄れるアクセスの良さも魅力です。 被害の状況 今回の大雨洪水では、店内の床上浸水により商品の廃棄・厨房機器の故障・什器の破損・内装の損傷など深刻な被害が発生しました。設備の多くが使えなくなり、営業継続は困難な状況なようです。 クラファンページはこちら 👉 日当山無垢食堂 復興支援クラウドファンディングページ おこじょ 私も僅かながらですが、支援させていただきました。

https://kagoweb.net/topics/hot-issue/7879/


今日は早起きして朝7時に「いお・かごしま」こと鹿児島市中央卸売市場の魚類市場棟にある「市場食堂」にやってきた。 鹿児島市中央卸売市場魚類市場(いお・かごしま) 観光客も訪れる市場食堂 朝早い時間にも関わらず賑わっているお店がある。それが「市場食堂」。その名の通り魚市場で水揚げされた魚を使った料理が自慢のお店だ。 市場食堂名物・首折れサバの刺身定食 地元の人だけでなく、県外の観光客も多くくる市場食堂。お目当てはもちろん「首折れサバの刺身定食」。水揚げされたばかりのサバを即処理し、鮮度を保ったまま提供する限定メニュー。その日に揚がったものしか出ないため、数量も限られる。 この日は朝7時に訪問したが幸運にもまだ残っていた。だが、9時には売り切れることもあるとのこと。本気で狙うなら、遅くとも7時台に着いておきたい。 首折れサバ定食1600円 首折れサバとは? 水揚げ直後に首折って神経を絶ち、鮮度を保ったまま提供することからその名がついた「首折れサバ」。そして、九州のサバに寄生するアニサキスは内臓に留まって身の方に移動しないことから通常は酢締めにされるサバも、ここでは生食で出せるレベル。水産県・鹿児島ならではの一品だ。 まるでエビのようなぷりぷり食感 見た目はカツオやブリを思わせるが、口に運ぶと別物。驚くほど弾力がありプリプリとした食感は、まるでエビのような歯ごたえ。味は想像よりずっと淡白。クセはなく、白身魚のようなあっさりした後味が特徴。脂の重たさもなく、噛むごとに旨みがほどけていく。 店舗情報 店名:市場食堂 場所:鹿児島市中央卸売市場 魚類市場棟内 営業時間:5:00〜15:00 定休日:市場休場日(日曜・祝日など) アクセス:天文館いづろ通電停から徒歩15分ほど その他メニューも充実 海鮮ちらし、うに丼などの定番海鮮メニューから、焼き魚や肉炒め、ラーメンまで幅広く対応。価格も500円台からと良心的。 市場でしか味わえない鮮度と技術。首折れサバ刺身定食は「早起きして良かった」と思わせる一皿だ。

https://kagoweb.net/dine/7452/


鹿児島市・中央公園で開催された『肉月灯(にくがつどう)』に行ってきた!

https://kagoweb.net/dine/7438/


今日は母の日。
森三のイチゴのタルトをいただきました!

#母の日 #いちごスイーツ #タルトケーキ


「ちいかわのPOPUPストアに行きたい!」 出不精な娘が珍しくそんなことを言ってきたのは、まさにゴールデンウィークのど真ん中。どうやら山形屋で開催されている「ちいかわ&mofusand POPUPストア」のことらしい。 しかし、入場するには土日、休日の場合は山形屋のアプリから事前予約が必要とのこと。 しかもこの予約はあくまで整理券をもらうための予約。朝早く店の前へ行き、整理券を入手したうえで、さらに指定された時間へ来場しなくてはならないという、なかなかの高難度ミッション。「これは絶対混むぞ…」と思いつつも覚悟を決め、朝イチで電車に乗り鹿児島市内の山形屋へ向かいました。 GW真っ只中、朝から並ぶ覚悟で参戦! 整理券は朝9:15から2号館入り口で配布。私が到着した時点ですでに列ができていて、ファンたちの気合をヒシヒシと感じました(笑) なんとか、無事整理券を入手したけど開場は10:00。それまでは近くのタリーズでコーヒーでも飲みながらのんびり待ちます。 ちいかわ×mofusandの夢の空間がかわいすぎた 10時前に再び山形屋を訪れると整理券の順番通りに案内され、2号館6階へ向かいます。エスカレーターで階を上がって会場へ辿り着くとちいかわ&mofusandのキャラたちがずら〜り!フォトスポットも豊富で、撮影タイムが止まりません…! 📸 推しがそこにいる、等身大パネルたち ちいかわ・ハチワレ・うさぎの3人組はもちろん、でかつよやあのこなどのサブキャラたちもパネルになって登場! 特に、巨大バルーンのちいかわたちは圧巻でした。舞台の上にちょこんと座る姿が、まるでショーの主役みたい。 🐈‍⬛ mofusandのぬいぐるみにキュン! チキン帽・サメ帽をかぶったmofusandのぬいぐるみ展示も最高。もふもふの質感と、ちょっとすました表情がもうたまらん…! 📝 キャラ紹介パネルもじっくり読みたい 壁面にはキャラクターたちの紹介パネルも。知ってるキャラも知らないキャラも、読むともっと好きになっちゃいますね。 実際に買ったグッズはこちら! 今回のお目当てのひとつ、mofusandグッズもたっぷりゲットしました! mofusandのタオル&ハンカチ(2枚) mofusandミニフィギュア ちいかわのPOCOPOCO(スマホグリップ)など どれもこれも、日常でさりげなく“推し”を持ち歩けるのが嬉しいポイント!タオルは吸水性もしっかりしていて実用性もばっちり。プレゼントにも良さそうです。 会場内はそこそこ混雑していたものの、スタッフさんの誘導もスムーズでストレスフリー。欲しいものはしっかりゲットできました✨ おまけ:山形屋の北海道物産展も満喫♪ POPUPストアで癒された後は、同じく山形屋で開催されていた北海道物産展へ。もうね、香りがすでに罪。 おいしそうな海鮮丼やスイーツ、ジューシーなザンギ…。私はスイーツコーナーに吸い寄せられ、ミルク感たっぷりのプリンとチーズケーキをお持ち帰りしました。 推しグッズに囲まれたあとに、北海道の美味も堪能できるなんて…まさに“心もお腹も満たされる”贅沢な一日でした。 ■まとめ:癒しとおいしさに包まれた幸せなおでかけ ちいかわやmofusandの世界観をたっぷり味わえるPOPUPストア。GW期間中だったこともあり、活気がありつつも、心温まる雰囲気が広がっていました。 そしてその後の北海道物産展では、おいしい発見までできちゃうおまけつき。生ドーナツを買って帰りました。 山形屋さん、ありがとう…! 「気になってたけど行けなかった」という方も、「次回は絶対行くぞ!」という方も、少しでも参考になれば嬉しいです🐾

https://kagoweb.net/topics/report/7389/