【鹿児島ご当地パン】スナックブレッドとかいう１＋１＝０になるワケのわからない天才の発明品

パン好きの皆さん、こんにちは！

突然ですが、もし皆さんが製パン会社の商品開発担当者だったとして、お偉い人から「売れるパンを作れ！」と言われたらどんなパンを作りますか？

健康を意識した全粒粉入りのパン？インスタ映えを意識したユニークなカタチをしたパン？それとも、地域の特産品や旬の農作物を使用した期間限定パンでしょうか。もしくは、手っ取り早く人気店や有名人とコラボ商品を出すのも良いアイデアかもしれません。

では、カステラでマーガリンと食パンを巻き上げるというアイデアはいかがでしょうか？

「・・・ちょっと何言ってるかわからない。」と、上司から言われてしまいそう。というか、普通なら間違いなく却下されるでしょうね。

でも、そんな訳のわからない企画を通して商品化してしまったのが、こちらのイケダパンの「スナックブレッド」なんですよ。

一体、担当者はどんな発想力を持ってたんでしょうね。普通の人には思いつきません。

しかも、これがヒットしてイケダパンを代表するロングセラー商品になってしまうのですから。

イケダパンの公式サイトによると、

1987年(昭和62年)販売のロングセラー商品
当時カステラ生地を作っていた和菓子課でパン売り場でも売れる商品をと苦心して開発したのが始まりです。
カットした食パンに塩気のあるマーガリンを塗り、カステラ生地を巻きつけるという独創的なこの商品は、初見ではその見た目や発想から取っ付きにくさを感じるお客様が多いですが、一度食べて いただくとその絶妙なバランスに虜になる方が多く、ロングセラー商品となりました。

また、トースターでひと手間かけて温めてもおいしくいただけます。(1000Ｗで90秒)

https://www.ikedapan.co.jp/product/kashipan/029/

なんだか、何度も試行錯誤を繰り返しながら、苦労して開発した様子が伺えますね。

罪悪感ゼロ。パンとお菓子のいいとこ取り

しっとりとしたカステラの甘みを、塩味のあるマーガリンが引き立たせ、中心部にある食パンのフワフワ食感が絶妙なバランス。これは食べてみないと、なかなか想像できない美味しさです。

パンでありながら洋菓子を食べているような幸福感を味わえる、だけど芯は食パンなので罪悪感０。
１＋１＝０になるとか、なんて都合の良いパンなのでしょう！

これ考えた人、マジ天才！！

マックスバリュやAコープなど鹿児島県内のスーパーで売られているので、鹿児島みやげ買ってみるのも良いですよ！子どもからお年寄りまで鹿児島県民みんな大好きな人気商品なので夕方には売り切れてしまうかもしれないので、買うなら午前中などお早めに！

ご当地パン特集