『いおワールドかごしま水族館』ジンベエザメのユウユウがお出迎え。テラスで食べるランチも格別

桜島フェリー乗り場のすぐ近くにある鹿児島市営の水族館。JR鹿児島駅から徒歩約10分、市電水族館口電停から徒歩8分ほどなので、電車でのアクセスも便利。

ちなみに『いおワールド』の「いお」とは鹿児島弁で「うお」のことで、独創的な建物の外観は「エイ」をモチーフにしているらしいです。

かごしま水族館

水族館前でイルカがお出迎え

水族館の入り口前には用水路があり、定期的にイルカを開放してショーを見せてくれます。

イルカ

海の生き物に触れられる

正面玄関から入ってすぐ左手にふれあいコーナーがあります。

ナマコやヒトデなどあまり動かない海のいきものたちを直接手で触ることができます。

ちょっと気持ち悪いけど、子ども達には人気のようです。

ふれあい

順路に沿ってエスカレーターで2Fへ行くと『ユウユウ』とご対面

入り口に戻って、正面のエスカレーターに乗るとまるで海の中へ吸い込まれるような幻想的な空間へ。

ブルーホール

エスカレーターの上にはいおワールドの名物ジンベエザメの『ユウユウ』が出迎えてくれます。

ちなみに『ユウユウ』という名前は襲名性でいおワールドで飼育されるジンベエザメは皆この名前で呼ばれます。2021年4月現在は10代目ユウユウ。

ジンベエザメのゆうゆう

お馴染みの魚から珍しい生き物までたくさんの海洋生物

順路に沿ってさらに奥へ進むとディズニー映画『ファインディング・ニモ』でおなじみのカクレクマノミやナンヨウハギなど様々な魚や、クラゲやウミウシなど海洋生物を見られます。

幻の深海魚『リュウグウノツカイ』の標本も展示してあり、子どもは興奮していました(Nintendo Switchの「あつまれ動物の森」に登場する)。

楽しみながら魚や海のことが学べる企画も実施

水族館では連休や学校の長期休暇に合わせて色々な企画を行っています。

楽しみながら館内を廻れるので、都合があえば参加したいですね。

うーぼんを探せ

今回行ったときはウツボにフィーチャーした企画展を実施していました。これまでウツボに注目したことがなかったので結構面白かったです。

いままでウツボは怖そうなイメージがあったけど、この企画のおかげで子どももウツボが好きになった様です。

錦江湾の潮風を感じながらレストランで休憩

途中お腹がすいたので、館内レストラン「ドルフィン・キッチン」で休憩。メニューはうどんやサンドイッチ、カレー、ハンバーグ、おにぎりなど。

天気の良い日はテラスで錦江湾の潮風に吹かれて景色を眺めながら食べるのがオススメです。

カツカレーのカツは肉が柔らかくスプーンでも簡単に切って食べられる。

いつもと違った視点から魚たちを観察できるバックヤードツアー

昼食後は期間限定のバックヤードツアーに参加。

普段従業員しか入れない水族館の裏側を見学できます。真上から見るジンベエザメはまたいつもとは違う迫力があります。

バックヤード

環境問題について考えさせられる「沈黙の海」

順路の一番最後に「沈黙の海」というタイトルが付けられた何も入っていない水槽があります。

このような海にならないため、一人ひとりが何をすべきか、何をすべきでないか考えないといけないですよね。

沈黙の海

人気の巨魚ピラルクーの餌やり

ふたたび1Fに戻ってくると淡水魚コーナーがあります。

世界最大級の淡水魚ピラルクーの餌付けタイムもあり、2m以上の巨体が餌に食らいつく様は圧巻なので見る価値大です。

ピラルクー

水族館の人気者イルカやアザラシも

魚以外にもイルカやアザラシもいます。

1日数回イルカショーも行われているので、時間が合えば見てみましょう。ショーはどちらかというとエンターテイメント性よりは、イルカの生態や能力などをショーを通して紹介していくといったアカデミックな立ち位置になっていて興味深いです。

地下ではイルカたちの泳ぐ姿を間近で見ることができます。

イルカ

オリジナルグッズ含め豊富な品揃えのお土産コーナー

最後はもちろんお土産コーナーでお買い物。

今回は『鹿児島白くまラスク』を買ってみました。ちなみにラスクを食べ終わった後は、カワイイ貯金箱にも使えるという優れものです。

もう一つのお土産は、今回の企画展で行われていた『ウツボのうーぼん』の絵本。

本の前半は可愛らしい絵柄と子どもでも理解できるストーリーでウツボをはじめとした海の生き物たちを紹介し、後半は写真付きの図鑑にもなっていて大人でも興味深く読めます。

筆者もこの絵本ではじめて、ウツボとウミヘビとウナギとアナゴの違いを知りました。

と、おまけで企画に参加した人全員にプレゼントされる水族館限定ミルキー(海洋深層水塩使用)。

水族館限定ミルキー

いおワールドかごしま水族館にはだいたい年1回くらい通っていますが、毎回さまざまな趣向を凝らしていて来る人を飽きさせない工夫がされていて楽しいです。

今後は「海育」をテーマに体験型の企画を実施したり、釣った魚をレストランで食べられるようになれば面白いかもしれないですね。

ただ見て楽しいだけでなく、海や魚のことについて色々教えられたり考えさせられたりして、大人も子どもも様々なことを学べるので、休日は家族で是非訪れたいスポットです。

施設情報

大人(高校生以上)1,500円
小人(小・中学生)750円
幼児(4歳以上)350円
住所〒892-0814 鹿児島県鹿児島市本港新町3−1
開館時間9:30~18:00(入館は17:00まで)

投稿者プロフィール

たった
たった
神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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https://kagoweb.net/topics/hot-issue/7879/


今日は早起きして朝7時に「いお・かごしま」こと鹿児島市中央卸売市場の魚類市場棟にある「市場食堂」にやってきた。 鹿児島市中央卸売市場魚類市場(いお・かごしま) 観光客も訪れる市場食堂 朝早い時間にも関わらず賑わっているお店がある。それが「市場食堂」。その名の通り魚市場で水揚げされた魚を使った料理が自慢のお店だ。 市場食堂名物・首折れサバの刺身定食 地元の人だけでなく、県外の観光客も多くくる市場食堂。お目当てはもちろん「首折れサバの刺身定食」。水揚げされたばかりのサバを即処理し、鮮度を保ったまま提供する限定メニュー。その日に揚がったものしか出ないため、数量も限られる。 この日は朝7時に訪問したが幸運にもまだ残っていた。だが、9時には売り切れることもあるとのこと。本気で狙うなら、遅くとも7時台に着いておきたい。 首折れサバ定食1600円 首折れサバとは? 水揚げ直後に首折って神経を絶ち、鮮度を保ったまま提供することからその名がついた「首折れサバ」。そして、九州のサバに寄生するアニサキスは内臓に留まって身の方に移動しないことから通常は酢締めにされるサバも、ここでは生食で出せるレベル。水産県・鹿児島ならではの一品だ。 まるでエビのようなぷりぷり食感 見た目はカツオやブリを思わせるが、口に運ぶと別物。驚くほど弾力がありプリプリとした食感は、まるでエビのような歯ごたえ。味は想像よりずっと淡白。クセはなく、白身魚のようなあっさりした後味が特徴。脂の重たさもなく、噛むごとに旨みがほどけていく。 店舗情報 店名:市場食堂 場所:鹿児島市中央卸売市場 魚類市場棟内 営業時間:5:00〜15:00 定休日:市場休場日(日曜・祝日など) アクセス:天文館いづろ通電停から徒歩15分ほど その他メニューも充実 海鮮ちらし、うに丼などの定番海鮮メニューから、焼き魚や肉炒め、ラーメンまで幅広く対応。価格も500円台からと良心的。 市場でしか味わえない鮮度と技術。首折れサバ刺身定食は「早起きして良かった」と思わせる一皿だ。

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