曽木発電所遺構の歴史と行き方と「ふるさと納税」で復興支援について

曾木発電所機構

曽木の滝から1.5㎞下流にある曽木発電所は明治42年に建造されました。曾木の滝の圧倒的な水量を利用した水力発電所は、当時国内最大級といわれていました。

しかし昭和40年、鶴田ダムの建設によりこの発電所は湖底に水没しました。時期によっては建物の一部が水面から覗き、渇水期の5~9月頃には外壁だけとなったその姿の全容を見ることができます。

2006年に国の有形文化財として登録され、今では「曽木の滝」と並んで人気の観光スポットとなっています。

ただし、水量はその年によって大きく変わるので、10月で建物が水没する年もあれば、11月の紅葉シーズンになってもまだ姿が残ってる年もあります。観光に訪れる際は事前にHPをチェックすることをオススメします。

曽木発電所は「カリオストロの城」にも似た『東洋のポートアーサー』

曽木発電所遺構を見た人の中には、「まるでアニメに出てくる『カリオストロの城』や『天空の城ラピュタ』のようだ。」という人もいます。

確かに周りを湖(川)に囲まれ、現代社会に似つかわしくない時代に取り残された感溢れる荒廃したヨーロッパのお城のような姿は、「カリオストロ城」のようにも「ラピュタ」のようにも見えますね。

ちなみに、オーストラリア・タスマニア島ポートアーサーも「カリオストロの城」に似ていると噂されていますが、見比べてみると、曽木発電所遺構とよく似ていますね。

【左】曽木発電所遺構(伊佐市)と【右】ポートアーサー(オーストラリア・タスマニア)

なので、曽木の滝が「東洋のナイアガラ」ならば、曽木発電所機構は「東洋のポートアーサー」と勝手に名付けたいと思います。

大雨で壁が一部倒壊。

2021年7月の豪雨の影響で、曽木発電所遺構の壁の一部が高さ8メートル、幅30メートルにわたって倒壊してしまいました。現在、伊佐市と国とで修復について協議を行っています。

2021年11月に有形文化財および観光資源としての価値をできる限り維持する方向で修復を進めることを決めました。文化財の専門家や観光関係者らも加わった復旧検討委員会では、倒れた壁をできるだけ壊さずに元に戻す方法を視野に入れるそうです。

復旧完了の見込みは2023年以降になる見通しですが、依然、修復には多額の費用が見込まれます。

ふるさと納税で支援

ふるさと納税制度を利用すれば、税制上の優遇措置を受けながら災害支援の寄附を募金することができるので、もしよろしければ、皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します。

倒壊前の曽木発電所遺構

曽木発電所遺構展望所へのアクセス情報

曽木発電所遺構に立ち入ることはできませんが、展望所から眺めることは可能です。観光の際は「 曽木発電所遺構展望所」へ向かいましょう。

〒895-2441 鹿児島県伊佐市大口針持

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