鹿児島黒牛が日本一の和牛に決まったけど、和牛と国産牛は違うの?

鹿児島黒牛

2017年9月に第11回全国和牛能力共進会が宮城県仙台市にて開催され、全9部門を競う中で鹿児島黒牛が4部門で1位を獲得し総合優勝を果たしました。

全国和牛能力共進会とは

和牛の能力と斉一性の向上を目指して、5年に1度開催される全国規模の共進会。和牛のオリンピックとも呼ばれています。
和牛が持つ優れた能力にさらに磨きをかけるとともに、 繁殖・肥育両面から生産効率を向上させ、 日本の食文化を支える和牛の魅力を広く発信していくことを目的にしています。
第9回と第10回は宮崎牛が2連覇をしていましたが、今回鹿児島が15年ぶりに首位を奪還しました。

和牛と国産牛の違い?

和牛とは「黒毛和種」・「褐毛(あかげ)和種」・「日本短角種」・「無角和種」の4品種を示し、日本国内で飼育された牛に限るなど条件を満たした牛のことです。
国産牛とよく混同されがちですが、国産牛は日本国内で飼育された牛全般を示し、そういう意味では和牛も国産牛に含まれますが、実は輸入牛でも日本で3ヶ月以上飼育されれば国産牛と名乗れます。
つまり国産牛の中でも特定のブランド牛のことを和牛と呼んでいます。

外国産和牛の扱い

上記の和牛の定義はあくまで日本国内でのもの。実は海外にも和牛は存在しており、海外で和牛というとオーストラリア和牛などが有名です。もちろん日本では外国産和牛を和牛として扱うことは認めておらず、外国産は輸入牛と表示しなくてはなりません。仕入れコストは高いのに、国産牛以上の値段では売れない外国産和牛をわざわざ扱う店舗は少ないでしょう。こうして国内での和牛の立場は守られています。
和牛

鹿児島黒牛とは

鹿児島県産の黒毛和種牛。明治時代には畜産試験場が設立されて研究が始められ、羽島牛・加世田牛・種子島牛などの牛に度重なる改良の後に誕生した。その肉質はきめ細かくやわらかい。とくに霜降り肉には旨味が凝縮されている。

現在、海外では日本食ブームで日本の料理、食材が注目されており、そのなかでも和牛のおいしさは世界中で認められています。
しかしながら、海外の和牛市場はオーストラリア和牛が独占しており、さらにアメリカ産和牛、中国産和牛なども出てきて日本の和牛が劣勢という立場になっています。
近年そのような状況を打破すべく、業界および国を挙げて日本の和牛の輸出にちからを入れています。
つまり、世界へ本物の和牛というものを知らしめるのにふさわしい存在として今回、大役を任されたのが「鹿児島黒牛」なのです。

2018年は「西郷どん」「明治維新150年」で国内観光客、2020年はオリンピックで海外観光客が見込める中、つい先日(2017年9月22日)台湾が牛肉の輸入を解禁し、多くの人に鹿児島黒牛をアピールできる追い風が吹いています。この風にどこまで乗れるか期待したいですね。

鹿児島黒牛を食べたい!

鹿児島県民ならAコープやタイヨーなど地元のスーパーへ行けば簡単に手に入りますが、東京などでは高級食材を扱っているデパートなどの精肉売場などでないと手に入りにくいうえ、値段もかなりお高いです。
通販で直接、食肉製造会社から購入すれば比較的安く手に入れられます。
また、ふるさと納税の返礼品で鹿児島黒牛を扱っている自治体もあるので、活用してみては。

投稿者プロフィール

たった
たった
神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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こんにちは、寒さもピークを越えて暖かくなって、春の到来を感じる季節になってきましたね。とくに天気の良い日は家族でお出かけしたいところ。 今回は、3月に開催される鹿児島県下三大市の一つ、加治木初市についてご紹介したいと思います。 加治木初市の開催日時や交通規制 2025年の加治木初市は3月1日(土)と2日(日)に開催される予定です。加治木初市に行くには、JR加治木駅から徒歩約5分ほど。また、加治木初市の会場周辺では、交通規制が行われますので、車での移動の際はご注意ください。 日時:2025年3月1日、2日 午前8:00〜17:00 場所:加治木郵便局周辺 加治木初市とは何か?歴史を紹介 加治木初市とは、鹿児島県姶良市加治木町で毎年3月に開催される伝統的な市です。約180年の歴史があります。加治木初市の起源は、江戸時代に加治木藩の城下町として栄えた加治木町で、農家や商人が自分の作った品物を売り買いする市が始まったことにあります。明治時代になっても、加治木町は鹿児島県の中心地として発展し、加治木初市は県内外から多くの人が訪れるようになりました。現在でも、加治木初市は鹿児島県の文化や歴史を伝える大切なイベントとして続いています。 鹿児島県下3大市の一つに数えられ、ほかの2市には「川辺の二日市」と「高尾野の中の市」があります。 初市の様子 加治木初市の見どころや楽しみ方を紹介 名物の縁起だるまや姶良市の特産品などの名物 加治木初市の見どころは、縁起だるまや姶良市の特産品などの名物です。私は毎年、家族で加治木初市に行って、色々なものを見て回ります。特に、加治木初市の名物として有名なのは「縁起だるま」。 もともとは夫婦のだるまを販売していたことから「人形の市」とも言われているそうです。また、加治木初市では、姶良市の特産品や名産品がたくさん販売されています見て回るだけでも楽しいです。 大小さまざまなダルマが売られている 地元の特産品 加治木初市でぜひチェックしたいのが地元のお店が出品アイテム。ここでしか食べられないものなどがあるので、見逃さないように! おススメは田中蒲鉾店のかまぼこを使ったテイクアウトメニュー。食べ歩きにぴったりですよ。 田中蒲鉾店のチーズハットグは絶対食べたい一品 ステージイベントや実習作品の即売会などのイベント 加治木初市では、販売だけでなく、様々なイベントも行われています。私は、子供と一緒に、ステージイベントや実習作品の即売会などに参加します。ステージイベントでは、パフォーマーや地元の小中学生や高校生が、歌やダンス、演劇などを披露しています。 また、実習作品の即売会では、地元の学校の生徒が作った作品を販売していたりするので、ついつい買って応援したくなります。加治木初市では、地元の人たちの活気や創造力を感じさせてくれますよね。 初市の風に吹かれると風邪をひかないという言い伝え 加治木初市には、地元では昔から「初市の風に吹かれると、その一年は風邪をひかない」という言い伝えがあります。 春の訪れを告げる爽やかな風を感じながら市を楽しむのも良いですよね。私も実際に、初市に行った年は風邪をひいてないような気がします。たまたまでしょうか? まとめ 加治木初市は、鹿児島県の春の名物です。約180年の歴史がある伝統的な市で、縁起だるまや姶良市の特産品などの名物があります。また、ステージイベントや実習作品の即売会などのイベントも行われており、多くの人でにぎわいます。さらに、初市の風に吹かれると風邪をひかないという言い伝えもあります。 家族で楽しめて春の訪れを感じられる素敵なイベントなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

https://kagoweb.net/event/festival/5581/


TSUTAYA Book Store 霧島でまた「おやつ博覧会」が開かれます! 全国47都道府県のおやつが150種類以上。前回より種類が増えてるので何があるのか気になります! 同時にニッポンのプリンも同時開催されるそうなので、こちらも楽しみです。鳥取の「砂プリン」とか美味しそう!! 毎回この手のイベントでは、オープンと同時に人気商品はすぐなくなるので、早めに来店したいですね! 日時:2025年2月26日〜3月2日 10:00〜19:00(最終日は18:00まで)場所:TSUTAYA BOOK STORE霧島

https://kagoweb.net/dine/7307/


TSUTAYA Books 霧島店で先日大盛況だった「全国パン博覧会」に続いて、今度は「おやつ博覧会」が開かれます! 北海道から沖縄まで全国47都道府県のおやつが110種類以上。一体どんな商品が出るのでしょうか。スイーツ好きの私もすごく気になります! 同時にご当地パンも販売されるそうなので、前回買いそびれてしまったパンを手に入れるチャンスかも。 7月9日~15日の期間で、朝10時から開催される模様。 人気商品はオープンと同時にすぐなくなってしまうので、早めに来店することをオススメします!

#おやつ博覧会 #霧島市イベント 

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