鎧一式〇百万円!?「甲冑工房丸武」で戦国体験してきた

歴史ファンや大河ドラマ好きはもちろん野球ファンにとっても、今、ある場所が注目の的となっています。それは「甲冑工房丸武」—野球界のスーパースター、大谷翔平選手のホームランセレブレーションでの兜パフォーマンスで有名になった甲冑工房です。

今回は、その甲冑工房丸武へ行ってきたので、紹介しようと思います。

入場無料で楽しめる戦国体験テーマパーク

丸武産業は鹿児島県薩摩川内市に拠点を構える甲冑メーカーで、甲冑製造全国シェア率圧倒的1位を誇っています。歴史ドラマや映画などで見かける鎧兜のほとんどは丸武で造られたもの。撮影用のレプリカだけでなく、本物の甲冑の修復作業も行っており、伝統的な技術を今もなお受け継いでいる希少な企業です。

この会社の敷地には工房があるだけでなく、甲冑という日本の歴史と文化を直接目で見て、手に取って感じることができる、体験型のテーマパークにもなっています。そして何と言っても、入場無料で楽しめるというから驚きですね。

重厚な外観だが、なんと入場無料で入れる
敷地内は会社というよりはテーマパークのように広い

世界中が注目した丸武の兜

大谷選手の兜パフォーマンスでお披露目したのが、丸武の職人が手作りで仕上げた兜。その兜は、戦国時代の武将たちが身につけたものと同じ技法で作られており、見る者を圧倒する迫力と美しさを持っています。大谷選手もきっとその品質の高さに感銘を受けた一人でしょう。

そして、丸武の兜は多くの人たちの注目の的となりました。

展示館には大谷翔平の兜と同じ型のものが飾ってある

モノづくりについて学べる甲冑工房

正門をくぐってすぐ左手にある工房では、甲冑の製造工程を見学することもできます。

実際に職人さんたちが手を動かして働いている様子をガラス越しに見ることができるので、社会科見学にもピッタリですね。甲冑の細かい装飾やそれを作る技術、精巧さ、こだわりなどには脅かされるばっかりです。

見学の際は職人さんたちの邪魔にならないように、大きな声を出したり、写真撮影はしないようにしましょう。

戦国武将の鎧や兜など丸武のアートワークが見られる展示館

戦国武将展示館は写真撮影OK

右手に見える戦国武将展示館では丸武が作った鎧兜がたくさん展示されています。ここは写真撮影、SNSでのシェアもOKなので、思う存分撮りましょう!

映画やドラマで見たことのある鎧があると興奮してしまいますよね!

ちなみに武将甲冑にはそれぞれ値段がつけられているので、おひとつ買ってみてはいかがでしょう?
大体100万円以上となかなかのお値段ですが、中でも織田信長の甲冑は最高クラスの500万円!!
欲しい!けど、買えない!!

よく男子学生が修学旅行で竹刀を買ってきますが、そんなノリで買えるレベルじゃないですね。

鎧着付けで戦国時代へのタイムトリップ

甲冑工房丸武では、ただ兜や鎧を見るだけでなく、実際に試着することもできます。子供から大人まで、誰もが戦国武将になりきって記念撮影するのもいい思い出になるのではないでしょうか。

そのほか射的やお土産、食事も楽しめる

この日は残念ながら臨時休業で営業していませんでしたが、丸武で製造されたコルク中の射的体験を楽しむこともできます。

また、お土産屋やお食事処もあるので時間があればぜひ立ち寄っていきたいです。

お食事処「匠屋」

まとめ

「甲冑工房丸武」は、工房見学から展示館見物、甲冑着付けまで体験できる戦国テーマパーク。ここでは、日本の伝統文化や技術をを身近に感じることができ、日本の豊かな創造力を学ぶことができます。

薩摩川内市を訪れた際には、ぜひ甲冑工房丸武で戦国時代へタイムスリップしてみてはいかがでしょうか?

ユニークなトイレの標識

アクセス・施設情報

住所: 〒899-1923鹿児島県薩摩川内市湯島町3535-7
営業時間:9:00~17:00

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投稿者プロフィール

薩摩おこじょ
薩摩おこじょ
北の地から鹿児島へやってきて、そのまま住み着いてしまったオコジョです。新しい家族と仲間と一緒に楽しく暮らしています。
子育てしながら鹿児島、特に霧島・大隅での日々の暮らし情報を発信して行きます。

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