【体験レポ】桜島と芸術花火に行ってきました!当日の様子と注意点
先日、鹿児島市で行われた「桜島と芸術花火2023」に家族で行ってきました。今回はその様子をお伝えしたいと思います。
今年の「桜島と芸術花火」の記事はこちら
鹿児島の春の夜空を彩る感動の花火ショー
「桜島と芸術花火」は、国内最高峰の内閣総理大臣賞受賞花火師達の芸術玉を中心に組み合わせて構成され、音楽のリズムや曲調にシンクロするよう綿密にプログラムされた音楽花火です。その他会場のロケーション、地域性を取り入れた大胆な演出を得意とし、高度な技術によって従来の花火大会を芸術の域に押し上げたものです。
今年で2回目の開催となるこの花火大会は、有料のチケット制です。そこそこの値段(一人3,300円~)はしますが桜島を眺めることができる最高のロケーションで1万5千発もの打ち上げ花火を間近で体験できるのであれば、決して高くはないと自分に言い聞かせます。
会場の様子
当日は打ち上げは19時から20時の1時間ですが、15時から開場となるので、場所取りのために私たちは少し早目の15時半頃に到着。
会場内に案内されると、桜島が目の前に広がっており、夕日が沈む頃には、オレンジ色に染まった桜島の美しい光景を見ることができました。
ちなみに私たちは芝席での観覧でしたが、前方端の方はすでに埋まりつつありました。ベストポジションを取りたかったら開場と同時に来た方が良さそうですね。
キッチンカー、露店
早めに会場に来たので、ゆっくり会場内を散策。
会場内にはキッチンカーや露店がたくさん出ていて、食べ物や飲み物を楽しむことができます。
キッチンカーでは地元鹿児島の食材や特産品を使ったメニューが多くあり、どれも美味しそうでめちゃくちゃ目移りしながら最終的に「小麦の奴隷のカレーパンとチュロス」、「開花亭のカツサンド」、「種子島産トビウオメンチバーガー」などを買って食べました。どれもおいしかったです。
夕方になると人が混んできて売切れの店舗も出てきていたので、早めに来てよかったです。また、トイレも30分待ちとかになるので、早めに済ませておきましょう!
打ち上げられた花火
19時になると、会場内が暗くなり、音楽が流れ始めました。そして、上空に次々と花火が打ち上げられました。音楽と花火が完璧にシンクロしていて、息を呑むような美しさでした。色や形や大きさが変化する花火は、まるで空中で踊っているかのようでした。
特に印象的だったのは、火の粉が頭上に降ってきそうなほど巨大な尺玉は視界いっぱいに広がり、迫力満点でした。
音楽も素晴らしく、和洋折衷ジャンルレスおまけに年代無視のバラエティーに富んだ選曲でした。私も夫も娘も好きな曲があって、一緒に歌ったり手拍子したりしました。音楽と花火のマリアージュは感動的でした。
ただ一つ不満を言うと、「桜島と芸術花火」という割には日が暮れると真っ暗で桜島が全く見えないということ。「桜島を背景に花火を見る」といった構図は一切見られないので、そこは注意ですね。
でも、花火が素晴らし過ぎるので、そんなことはすぐにどうでも良くなります。
交通規制について
当日は周辺道路で交通規制が行われました。マイカーパック(チケット&駐車券)を購入していていれば、公園内駐車場に停めることができますが、それ以外はイオンモール鹿児島など近隣の駐車場に停めて歩いてくるか、公共交通機関を利用することになります。
タクシーも行きはマリンポート入口まで行けますが、帰りは交通規制のため呼ぶことができません。
退場時も歩行者専用通行帯の設置によりスムーズな退場が可能でした。マイカーパックご購入者以外の車でのご来場や送迎は禁止されていたので、混雑も少なかったです。
公共交通機関でのアクセス
公共交通機関で来られる方は、JR宇宿駅または鹿児島市電脇田駅から徒歩30分程度かかります。また、アクセスチケット(有料)を購入すれば、フェリーまたはシャトルバスを利用することもできます。
私たちはJRを利用しましたが、当日は臨時列車も運行されていました。駅まで帰りの途中アクロスプラザ(ドンキホーテ)に立ち寄ったりしましたが、十分電車には間に合ったので、あまり焦らなくても大丈夫です。
感想
桜島と芸術花火2023は、私たち家族にとって忘れられない思い出になりました。桜島の雄大さと芸術花火の美しさが見事に調和していて、鹿児島ならではの魅力を感じることができました。イベントも素敵でしたし、会場内も美味しいものがいっぱいで快適でした。
このような素晴らしいイベントを開催してくださった主催者の方々や関係者の方々に感謝します。また来年も行きたいと思います。
あと、マリンポートという海の上の島という場所柄、風がかなり強く日が暮れるとかなり肌寒かったです。上着や毛布など防寒具を持って行った方が良いです。
まとめ
今回は鹿児島市で行われた「桜島と芸術花火2023」について紹介しました。音楽とシンクロするよう綿密にプログラムされた音楽花火は圧巻でしたし、夕焼けの桜島の景色も美しかったです。食べ物もおいしくて観覧することができました。
鹿児島県民や鹿児島県外から来られた方々も多く見かけました。このイベントは鹿児島県の観光や文化振興にも貢献していると思います。
春の鹿児島の風物詩として定番化しつつある「桜島と芸術花火」は来年も開催される予定(ゴミ拾いに参加した人は来年分のチケットが貰えるとのこと)だそうですので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
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