ヨシタケシンスケ展に行ったらオリジナル西郷せんべいをパケ買いせざるを得ない…かもしれない

娘が「ヨシタケシンスケ展に行きたい」と言うので、連れて行くことになった。

正直に言うと、自分自身はヨシタケシンスケという作家にそこまで馴染みがない。

名前は知っている。絵もどこかで見たことがある。絵本コーナーで平積みになっているのも見たことがある。

ただ、こちらの理解としてはその程度である。ファンの方からすれば「お前はまだ入口にも立っていない」と言われそうだが、まさにその通りである。

しかし、どうやら今の子供たちにはかなり人気の絵本作家らしい。

自分たちの世代でいうと、五味太郎のような存在だろうか。そう考えると一気にしっくりきた。
なるほど。あの「子供の本棚にだいたい一冊はある人」枠である。

開場前からすでに行列。もしかしてヨシタケシンスケは大人気…なのかもしれない

会場に着いてまず驚いたのが人の多さだ。
ゴールデンウィークということもあり、まだ開場前にも関わらず、すでに数十人ほどの人が並んでいた。

来場者の多くは親子連れ。ただ、よく見ると年配の方や大人だけで来ている人もいるので、幅広い世代に支持されている作家だということが分かる。

“ヨシタケシンスケの頭の中”をのぞくような感じ…かもしれない

展示会に入ると、いきなりヨシタケシンスケらしい手描きの案内が登場する。

「はじめに」と書かれた説明パネルすら、もう作品である。

文字も絵もゆるい。
でも、ちゃんと読ませる。

この「ゆるいのに妙に刺さる」感じが、きっと人気の理由なのだろう。

展示の中には、これまでのアートワークだけでなく、打ち合わせのメモやネタ帳のようなものまで並んでいた。

壁一面にびっしり貼られたラフスケッチや、アイデアの断片。
何気ない落書きのようでいて、そこにはちゃんと発想の種がある。

売れっ子イラストレーターの仕事術を覗き見しているようで、かなり面白い。

絵本作家やイラストレーターを目指している人にとっては、完成作品を見る以上に参考になるのではないかと思う。

完成品だけ見ると「かわいい絵ですね」で終わってしまうが、その裏には大量の思考と試行錯誤がある。

なるほど。これは大人が見にくるのも頷ける。

子供より大人のほうが刺さる展示…かもしれない

もちろん、子供が楽しめる展示もたくさんある。

大きなキャラクターの立体展示や、絵本の世界に入り込んだような空間、ちょっとした仕掛けのあるコーナーなど、娘も楽しそうに見ていた。

ただ、個人的には大人のほうが深く刺さる部分も多いように感じた。

ヨシタケシンスケの作品には、子供向けのやさしい絵の中に、大人が見ても「わかる……」となる視点がある。

将来への不安。
日常のモヤモヤ。
しょうもない妄想。
でも、もしかしたらそれも悪くないかもしれない、という救い。

大人になると、何かを決めつけたり、諦めたり、効率で処理したりしがちである。

そんな中で「こうかもしれない」「ああかもしれない」と、別の可能性をゆるく差し出してくる感じが良い。

子供に付き添って来たつもりが、気づけば自分のほうが展示をじっくり見ている。一方の子どもは長い説明や文章に飽きてすぐに次へ行ってしまう。

お前が見に行きたいいうたやろがいっ!

西郷せんべいは即買い決定…かもしれない

展示会の最後には、おなじみの物販コーナーがある。

絵本、ポストカード、Tシャツ、トートバッグなど、いかにも展覧会らしいグッズが並んでいる。

目に飛び込んできたのが、ヨシタケシンスケデザインのオリジナルパッケージ西郷せんべい。

あの鹿児島土産の定番お菓子「西郷せんべい」が、ヨシタケシンスケ仕様になっていた。

これはずるい。見た瞬間に「これだ」と思った。

いわゆるパケ買いだ。

ぜひ買って帰りたい西郷せんべい

ヨシタケシンスケ展は子どもにも大人にもおすすめ…かもしれない

今回、娘に誘われる形でヨシタケシンスケ展に行ってきたが、思っていた以上に楽しめた。

子供向けのかわいい展示だと思って行くと、良い意味で裏切られる。

もちろん子供も楽しめる。
でも、大人が見てもかなり面白い。

特に、イラストやデザイン、絵本、企画の仕事に興味がある人なら、ラフやメモの展示はかなり見応えがあると思う。

完成された作品だけでなく、その手前にある「考え中」の部分を見られるのが良い。

娘よ、面白いものを教えてくれてありがとう!

ヨシタケシンスケ展 鹿児島会場
開催期間:2026424日(金)~621日(日)
場所:カクイックス交流センター(かごしま県民交流センター)
詳細は公式HPをご確認ください。

投稿者プロフィール

たった
たった
神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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