JR九州アプリくじはお得なのか?やってみたら、まさかの⚪︎⚪︎が当たった!

JR九州がたまに出してくる、どう考えても正気とは思えないお得きっぷ。
その名も「九州アプリくじきっぷ」。
1回5,000円でくじを引き、行き先は運任せ。どこへ行けるかはガチャ次第という、鉄道会社がついにソシャゲの概念を現実世界に持ち込んできたような切符である。
しかも今回は、これまでの博多発に加えて、熊本発と鹿児島中央発が新登場した。
鹿児島民としては、これはもう引くしかない!そして気がつけば、JR九州アプリを開いていた。
JR九州アプリくじきっぷとは?
JR九州アプリくじきっぷは、JR九州アプリ限定で購入できる、行き先がくじで決まるお得な往復きっぷである。
料金は大人1名5,000円。
くじを引くと、出発地ごとに決められた九州内の目的地への往復指定席きっぷ、もしくは大当たり枠として「JR九州線3日間乗り放題」が当たる。
鹿児島中央発の場合、当選先は次の通りである。
- 博多
- 長崎
- 宮崎
- 熊本
- JR九州線3日間乗り放題
この時点でなかなか夢があるのではないだろう。
なにしろ鹿児島から九州各地へ鉄道で移動しようとすると、意外と時間とお金がかかる。九州は地図で見るとコンパクトに見えるのに、実際に移動すると普通に広い。関東だと東京・神奈川・埼玉・千葉なんて日常的に行き来できる範囲だが、九州は隣県へ行くだけでも車で片道2〜3時間、電車だと新幹線や特急を使うレベルである。
鹿児島中央発の当たりくじを勝手に査定してみる
鹿児島中央発の当選確率は、JR九州線3日間乗り放題が5%、博多が25%、長崎が20%、宮崎が20%、熊本が30%である。
この中で、文句なしの大当たりはもちろん「JR九州線3日間乗り放題」だ。
3日間、九州新幹線や西九州新幹線を含むJR九州線に乗れるという、移動を目的にする人間にとっては夢のようなきっぷで文句なしの大当たりである。
次点で当たりと言えるのは、博多と長崎。
鹿児島から博多は普通に使いやすいし、そこから青春18きっぷと組み合わせて広島など中国地方に出かけてみるのも悪くない。
長崎は距離もあるのでお得感がかなり強い。特に長崎は、鹿児島から行くとなると乗り換えも多く、料金もなかなかパンチがある。
熊本はまあまあ。
新幹線でサクッと行けるので便利ではあるが、鹿児島からの距離感を考えると「お得だけど、もう一声ほしい」というところだ。
そして問題は宮崎である。
宮崎自体はとても良い場所だ。チキン南蛮もあるし、青島もあるし、南国感もある。そこに異論はない。
ただ、霧島市民の場合は国分駅を利用するのだが、国分駅から宮崎方面へ行く場合、普通列車でも往復4,000円ほどで行けてしまう。特急きりしまに乗っても、所要時間は普通列車と比べて20〜30分ほどしか変わらないこともある。
つまり、5,000円のくじとして考えると、宮崎はちょっと微妙だ。
「ハズレなし」とは言いつつも、鹿児島県民目線で見ると、宮崎は実質ハズレ枠と言っていいかもしれない。別に宮崎が悪いという話ではなく、あくまで距離と価格設定のコスパという点で見た場合の問題である。
そう考えると、鹿児島中央発のくじは、ざっくり50%で当たり、30%でまあまあ、20%でうーん、という感じだろうか。
実際にJR九州アプリくじを引いてみた
というわけで、実際に1回だけ引いてみた。
アプリでくじを購入して、画面をタップ。
この瞬間が一番楽しい。
自分の意思ではどうにもならない運命を、たかがスマホの画面越しに受け入れる時間。大げさに言えば、人生の縮図である。
出てきた結果は……

おおおおおお。
これはかなり当たりではないだろうか。
鹿児島中央発で長崎行き。個人的には、JR九州線3日間乗り放題の次に嬉しい結果である。
博多ももちろん便利だが、長崎は距離があるぶん、お得感が段違いだ。普通に買えば片道だけで約1万5,000円前後、往復だと3万円級のルートである。
それが5,000円。
これはもう、大当たりと言っていいだろう。
5,000円で長崎往復。価格だけ見ると、何かのバグみたいだ。JR九州、本当に大丈夫だろうか。こちらとしてはありがたく使わせてもらうが。
鹿児島から長崎は地味に遠い
鹿児島から長崎へ鉄道で行く場合、ルートとしては鹿児島中央から九州新幹線で新鳥栖方面へ向かい、そこから特急リレーかもめで武雄温泉へ。さらに武雄温泉から西九州新幹線かもめに乗って長崎へ向かう流れになる。
文字にすると、すでに長い。
「新幹線に乗る」「特急に乗る」「また新幹線に乗る」という、鉄道好きにはたまらない乗り継ぎコースである。
移動そのものが旅のイベントになるタイプだ。
ただ、普通に移動手段として考えると、なかなかの大仕事である。鹿児島から長崎は同じ九州とはいえ、気軽に「ちょっと行ってくる」距離ではない。
だからこそ、5,000円で往復できるインパクトが大きいのだ。
コスパ最強の鹿児島中央発は早々に完売
今回のJR九州アプリくじきっぷは、かなり話題性があったようで、鹿児島中央発は早々に完売したようだ。販売開始の同日の午後にはもうすでに売り切れていたのに対し、博多発と熊本発は翌日まで残っていたので鹿児島発の人気が際立つ。
博多発や熊本発よりも先に売り切れたというのは、鹿児島発のコスパが良すぎたからではないだろうか。
鹿児島は九州の南端なので、どこが当たってもそれなりに距離がある。つまり、くじのうまみが出やすい。
一方で熊本発は九州の真ん中あたりにあるので、どこが当たっても便利ではあるものの、お得感は少し薄いのかもしれない。
福岡、鹿児島は隣県だし、長崎も熊本港からフェリーを使えば意外と近い。宮崎行きに至っては、一度鹿児島中央を経由して特急きりしまに乗り換えていくので遠回りの上に自動車より時間がかかる。
熊本発はバランスが良すぎるがゆえに、逆にロマンが薄い気がする。
そういう点で考えると、鹿児島発のくじはコスパ最強だと思う。
使うときの注意点
このJR九州アプリくじきっぷ、かなりお得ではあるが、使うときには注意点もある。
まず、有効期間は3日間。
つまり、旅行日程は最大でも2泊3日になる。日帰りや1泊2日でも使えるが、せっかく長崎が当たったなら、できれば2泊3日でしっかり楽しみたいところだ。
また、海の日の連休やお盆期間など、利用できない期間もある。夏休みど真ん中の一番使いたい時期が外されているあたり、さすがにJR九州もそこまで甘くはない。
さらに、途中下車にも注意が必要だ。
途中駅で降りることはできるが、途中下車すると前途無効になる。たとえば、武雄温泉でいったん降りて観光してから、そのまま長崎へ向かうという使い方は基本的にできない。
武雄温泉で降りた場合、そこから長崎へ行くには別途きっぷが必要になる。
ただし、武雄温泉で降りて観光し、そのまま鹿児島へ帰るような使い方であれば可能だ。長崎行きが当たったのに長崎へ行かないという、なかなか贅沢な使い方ではあるが。
それから、列車予約時にも注意が必要である。
最初に鹿児島中央発の列車を選ぶと、途中の乗り換え列車は自動的に指定される。そして、予約した指定列車以外には、自由席も含めて乗れない。
途中駅でのんびり駅弁を買ったり、トイレに行ってる余裕はないかもしれないので、鹿児島中央駅で準備しておこう。
長崎で何をしようか
長崎は一昨年にも行ってきたところだが、今回はまた違う楽しみ方をしてみたい。
まず気になっているのは、新しくできた長崎スタジアムシティだ。
サッカースタジアムやアリーナ、ホテル、商業施設などが一体になった大型施設で、長崎駅からもアクセスしやすい場所にある。これは一度見ておきたい。
そして、できれば五島列島にも行ってみたい。
もちろん、長崎から五島列島へはフェリー代が別料金である。さすがにJR九州アプリくじきっぷで海は越えられない。
でも、せっかく長崎まで格安で行けるなら、その先に少し足を伸ばすのもありだ。
くじで決まった旅先から、さらに旅を広げていく感じが楽しい。
まとめ:鹿児島中央発のJR九州アプリくじはかなりお得
JR九州アプリくじきっぷを鹿児島中央発で引いてみた結果、長崎行きが当たった。
個人的には、これはかなりの大当たりである。
通常なら往復で3万円近く、場合によってはそれ以上かかる鹿児島〜長崎間の鉄道旅が、たった5,000円で楽しめるのは破格だ。しかも九州新幹線、特急リレーかもめ、西九州新幹線と、乗り物としてもなかなか楽しいルートである。
ただし、有効期間は3日間。利用除外日もあり、指定列車以外には乗れないなど、注意点も少なくない。
お得なきっぷほど、ルールをちゃんと読まないと痛い目を見る。
それでも、この内容なら十分すぎるほどお得だ。
行き先を自分で選べないという不自由さも含めて、旅のきっかけとしてはかなり面白い企画だと思う。
福岡が当たれば、そこから山陰・山陽へ向かうのも良いし、熊本が当たれば、天草や阿蘇に行くのも悪くない。宮崎が当たったら、そこから青島など日南方面へ行くのも悪くないし、宮崎からさらに足を伸ばして大分方面へ向かうのもありだと思う。
使い方次第でいろんな旅程が組めるので、また次回があるならぜひチャレンジしてみたい。
投稿者プロフィール

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神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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