【実録】星野リゾートが1泊1万円?トマム・ザ・タワーのソロ旅プランがエグ過ぎた

星野リゾートといえば、一人1泊3万円以上はする高級リゾートホテルグループ。

そんな星野リゾートに比較安価で泊まれることをご存知だろうか。

特に今回紹介する北海道のトマム・ザ・タワーはシーズンオフであれば約1万円程度で泊まることができるのだ。

というのも、スキーシーズンである12月から3月までの期間と、7〜8月観光シーズン、ゴールデンウィークなど連休期間は一泊5万円を超えることも珍しくないが、それ以外の季節はお得なプランが設定されていることがある。

特に一人旅におすすめなのが「ソロ旅特別優待プラン」。6月や10月など時期によっては土日でも1万円を切ることもある。キャンセル不可能という制約はあるが、高級リゾートホテルがビジネスホテル並みの価格で泊まれるのは、超お得と言えるだろう。

とは言っても、「あまりにも安いと色々訳ありなのではないか」と勘繰ってしまうのは現代社会を生きる人間の悪い癖?いや、生きる知恵ともいうべきか。

何か裏があるのか、本当にお得なのか、実際に泊まって検証してみたいと思う。

札幌駅からはトマム駅まで

トマム・ザ・タワーのあるトマムまでは札幌からJRで2時間ほどで行くことができる。特急とかちに乗れば乗り換えなしで1本で行けるので楽ちん。新千歳空港からだと南千歳で乗り換え流必要はあるが1時間ちょっとで辿り着けるのでアクセスは容易だ。

JRトマム駅に到着すると、6月でも札幌市内に比べて空気に冷たさを感じる。
駅は無人。切符売り場も売店もなし。

しかし、電車の到着に合わせて送迎バスがお出迎え。
これはメチャクチャありがたい。

もし、こんな山奥で一人でホテルまで歩いて行くことになったら難易度高過ぎるぞ。

送迎バスでホテルへ

ホテルにチェックイン。通された部屋は

バスに乗るとやがて空高くそびえ立つ2本タワーが見えてくる。

こんな山奥に突如現れる巨大な人工物はなんだか異様な光景だ。

巨大なトマム・ザ・タワー

駅から5分ほどでホテルに到着し、フロントでチェックイン手続きを済ますと同時にあらかじめ鹿児島から送っておいた荷物を受け取る。基本的に手ぶらで観光しながら移動したいので、大きな荷物はホテルに直接送ることにしているのだ。

さて、どんな部屋に通されるのだろうか。
2階とか3階の超低下層の狭い部屋でも文句は言えない。だって1泊1万円だもん。

フロントスタッフから部屋の鍵を受け取ると、そこにはこう書かれていた---

「320X号室」

え? ちょっと待って? さんぜんにひゃくって32階ってコト?めっちゃ上層階やん。

あー、さてはメチャクチャ狭い部屋か景色が悪い部屋だな。

そんなことを考えながらエレベーターに乗り32階へ上がる。

そして、部屋に入ってみるとそこには驚きの光景がーーー。

一人で泊まるには広過ぎる間取りで、リビングにソファもある。ユニットバスはきれいだし、寝室にはツインベッド。そして窓からの眺めは絶景。向かいには同じく星野リゾートのリゾナーレ・トマムが見える。

え、なにこれ?事故物件とかじゃないよね?

1泊1万円のレベルじゃねーぞ!!

温水プールと大浴場が異次元すぎる

部屋で一息ついたら、徒歩で「ミナミナビーチ」へ。

ザ・タワーから10分ほど歩くのでちょっと離れているが、夕食前の腹ごしらえにはちょうど良い。

隣のビュッフェダイニング・Halまでは通路を通っていけるが、それ以降は山の中のボードウォーク沿いに歩いていく。5分ほどで雲海ゴンドラ乗り場の駐車場前に出るので、そこからさらに道路沿いに歩くと、Club Med Tomamuの向かい側にあるミナミナビーチ辿り着く。

ホテルからは20分間隔くらいでシャトルバスも出ているので、天気の悪い日や小さなお子様連れはそちらを利用しよう。

ミナミナビーチには巨大な屋内プールがあり、なんと波まである。北海道の山の中にいながら南国リゾート気分を味わえるという、これぞまさに贅沢。

今回は泳ぐことはしなかったが、子どもがいれば絶対喜ぶこと間違いなしだろう。ちなみに水着レンタルも可能。同じ場所に、大浴場「木林の湯」も併設されているので、泳いだあとはそちらでゆっくり体を温めると良いだろう。

自分はこの日は朝からずっと歩きっぱなし(スマホアプリで確認したら20kmほど歩いたらしい)。露天風呂でしっかり癒すことにする。

ちなみに入場料はプールが大人 2,600円 / 小学生 1,100円 、木林の湯が大人1,500円 / 小学生750円だが、宿泊者はなんと無料で何度でも利用できる!
つまり、両方利用すればこれだけで大人ひとり4,100円分の価値がある。

何度も言うが、1泊1万円しか払ってないからな?

全天候型の波の出るプールはまるで南国リゾート

露天風呂でカラダを休めたあとはシャトルバスで戻ろうとしたが、ちょうど目の前で出発していってしまった。

20分待つのも暇なので、また歩いて戻ることにする。

夜は道がライトで照らされて、これはこれで雰囲気があって面白い。

夜道を照らすライトが幻想的

夕食はジンギスカン

ホテルに戻るとすっかり日も暮れ、お腹も空いてきた頃合いだ。

北海道に来たらぜひ食べたいと思っていたもののひとつがジンギスカン

トマムにはレストランがいくつもあり、ラーメンからスープカレー、鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、と何でも揃っている。もちろんジンギスカンも。

北海道ジンギスカンキング」では羊肉はもちろん、和牛や希少なエゾ鹿の肉も食べることができる。

北海道ジンギスカンキングはタワーから連絡通路を通ってすぐ

ひとり用メニューというものはなく、一皿2,000円以上となかなかの高価格帯なのであまりたくさんの品を頼むことはできない。

ここはじっくり食べたいもの且つ、ここでしか食べられないものを吟味して注文したいところだ。

検討に検討を重ねた結果、注文したのはラムチョップ(3,500円)とエゾ鹿カルビ(2,700円)にライス(500円)。これにドリンクを付けただけで7,000円オーバー。

地元の焼肉屋なら家族3人がお腹いっぱい食べられる金額でちょっと手が震えるが、宿泊費が安い分、食事にお金をかけられると思えば良い。

ラムチョップ(手前)とエゾ鹿カルビ(奥)

ラムチョップは臭みもほとんどなく、脂がのっていてジューシー。なのに全然重たくない。

そして、鹿カルビはしっかり味が付けてあり、変なクセもなく旨味があってご飯がメチャクチャ進む。

このチョイスに一片の悔いなし!!

夕食後はホタルストリートを散歩

お腹もいっぱいになったところで、ちょっと腹ごなしに外のホタルストリートを散歩。

ちょっとしたビレッジのようになってお店が何軒も立ち並び、夜になると道端に篝火が焚かれていてすごく幻想的な空間を演出している。昼間は分からなかったが、夜になって初めてホタルストリートという名の意味に気が付く。

カフェやバーもあるので、ここでのんびり飲むのも悪くない。

夜のホタルストリート

売店でお土産と夜食を購入

ホテルに戻り売店を覗いてみる。この先、大きなお土屋に立ち寄れるかどうか分からないので、めぼしいものはここで購入しておくことにする。

トマム限定のお土産も多数あるので、ぜひ買っておきたい。ここでいくつか購入したお土産を紹介する。

雲の形をした雲マドレーヌ

見た目の可愛らしさから手配り用のお土産として重宝する。箱が結構デカくてかさばるので、宅配便で自宅へ送ってしまおう。

北海道コンフィチュールパイ

これもパッケージが可愛いので、職場などの手配り土産に最適。りんご、かぼちゃ、ブルーベリー、メロンの4つの味が楽しめるのもポイント。

ベイクドチーズ生サブレ

一般的にサブレといえばビスケットのようなサクサク食感が特徴だが、この生サブレはしっとりした生地にベイクドチーズケーキのような風味が加わり、これまでにない食感を味わえる。トマムに来たらぜひ買って食べたい一品。

ホワイトサンダー

ご存知ブラックサンダーチョコのホワイトチョコバージョン。トマム限定というわけではないが、この手のチョコ菓子は絶対外さない美味しさなので、子どもにあげるお土産としては最適解になる。

またお土産とは別に、ファームトマム特製「ナイトミルク」と「ほんのりSWEET TOMAMUヨーグルト」も購入。

部屋に戻って夜景を眺めながら、夜のデザート感覚でいただく。

ほんのり甘いヨーグルトとナイトミルク
部屋から眺めるホタルストリートとリゾナーレ・トマムの夜景

番外編:星野リゾート110年 施設案内カタログ

星野リゾート全ホテルの紹介が載ったカタログ。一部屋に1冊置かれており、なんと自由に持ち帰ることができる。ちゃんとした冊子としてしっかり作られており、書店で1,000円くらいで売られていてもおかしくないクォリティ。

泊まった記念として持って帰っておきたい。


朝4時に起きて雲海テラスへ

4時起きて雲海テラスを目指す。まだ4時なのに外は異様に明るい。北海道は日が登るのが早いのだろうか?

朝1番のシャトルバスで雲海ゴンドラ乗り場に向かうがすでに「45分待ち」の状態。

まだ5時なのにこの人気。宿泊者だけでなく、車でわざわざ遠方からやってきて夜中から待っていた人もいるらしい。

結局、6時前にようやくゴンドラに乗り込んで山頂へ向かう。

…が、残念ながらこの日は雲海は見られず。

雲海コーヒーを飲んでリラックスしながら景色を眺める。

ちなみに、早朝&山頂は夏でも冷え込むので長袖の上着を持ってきた方が良い。

ちなみに、ゴンドラ料金は大人1,900円1/小学生1,200円。だが宿泊者ならこれも無料になる。

例え1泊1万円しか払っていなくてもだ。

水の教会

トマムという非日常的な空間の中で、さらに水の上の教会という非日常的な世界観を作り上げている。

朝と夜の各1時間の限られた時間帯だけ一般公開されて見学することができるので、雲海ゴンドラの後に立ち寄ってみると良いだろう。


朝食はレストラン「ミカク」で至福の玉子焼き

早朝から歩き回ってお腹が空いたら、ホテル内の「レストラン ミカク」へ。

ビュッフェ形式で目の前で焼き上げてくれる玉子焼きが名物。

そして鮭茶漬け。ご飯と北海道産の鮭に出汁をかけてほぐして食べる。シンプルかつ最高の朝食だ。

ミカクの朝食は大人ひとり2,600円なのだが、もちろんこれも宿泊料金の中に含まれている。

あえて何度でも言おう。

これで1泊1万円であると。

景色を眺めながら朝食

チェックアウト〜荷物を鹿児島へ

ホテルのインフォメーションから荷物を着払いで発送。段ボール1箱で鹿児島まで大体5,000円くらいかかった。

トマム駅は無人なので、切符は予めホテルに設置された端末で購入&発券しておくこと。

そして予約しておいた送迎バスでトマム駅へ。


8:26発「特急おおぞら」に乗って釧路へ

特急「おおぞら」に乗車し、ホテルの売店で購入した「雲海テラス 雲ソーダ」を飲みながら釧路へ向かう。

釧路では「ノロッコ号」で釧路湿原を目指す予定。

雲海テラス 雲ソーダ

【結論】この1泊1万円ソロ旅プランのコスパは尋常じゃない

部屋の豪華さ、利用できる施設の充実さ、食事、雲海テラスやミナミナビーチなどの遊び体験。
どれを取っても「この価格で提供していいの?」というレベル。

たった1万円で“北海道の星野リゾートブランド”を味わい尽くしたこの体験は控えめに言って神

今回は1泊しかできなかったが、まだまだ遊び尽くしきれていないので、できれば2泊以上はしたいところだ。

ソロ旅以外でも、ファミリーで来ても間違いなく楽しめると思うので、ぜひトマムに泊まってみて欲しい。

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神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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https://kagoweb.net/dine/7452/


鹿児島市・中央公園で開催された『肉月灯(にくがつどう)』に行ってきた!

https://kagoweb.net/dine/7438/


今日は母の日。
森三のイチゴのタルトをいただきました!

#母の日 #いちごスイーツ #タルトケーキ


「ちいかわのPOPUPストアに行きたい!」 出不精な娘が珍しくそんなことを言ってきたのは、まさにゴールデンウィークのど真ん中。どうやら山形屋で開催されている「ちいかわ&mofusand POPUPストア」のことらしい。 しかし、入場するには土日、休日の場合は山形屋のアプリから事前予約が必要とのこと。 しかもこの予約はあくまで整理券をもらうための予約。朝早く店の前へ行き、整理券を入手したうえで、さらに指定された時間へ来場しなくてはならないという、なかなかの高難度ミッション。「これは絶対混むぞ…」と思いつつも覚悟を決め、朝イチで電車に乗り鹿児島市内の山形屋へ向かいました。 GW真っ只中、朝から並ぶ覚悟で参戦! 整理券は朝9:15から2号館入り口で配布。私が到着した時点ですでに列ができていて、ファンたちの気合をヒシヒシと感じました(笑) なんとか、無事整理券を入手したけど開場は10:00。それまでは近くのタリーズでコーヒーでも飲みながらのんびり待ちます。 ちいかわ×mofusandの夢の空間がかわいすぎた 10時前に再び山形屋を訪れると整理券の順番通りに案内され、2号館6階へ向かいます。エスカレーターで階を上がって会場へ辿り着くとちいかわ&mofusandのキャラたちがずら〜り!フォトスポットも豊富で、撮影タイムが止まりません…! 📸 推しがそこにいる、等身大パネルたち ちいかわ・ハチワレ・うさぎの3人組はもちろん、でかつよやあのこなどのサブキャラたちもパネルになって登場! 特に、巨大バルーンのちいかわたちは圧巻でした。舞台の上にちょこんと座る姿が、まるでショーの主役みたい。 🐈‍⬛ mofusandのぬいぐるみにキュン! チキン帽・サメ帽をかぶったmofusandのぬいぐるみ展示も最高。もふもふの質感と、ちょっとすました表情がもうたまらん…! 📝 キャラ紹介パネルもじっくり読みたい 壁面にはキャラクターたちの紹介パネルも。知ってるキャラも知らないキャラも、読むともっと好きになっちゃいますね。 実際に買ったグッズはこちら! 今回のお目当てのひとつ、mofusandグッズもたっぷりゲットしました! mofusandのタオル&ハンカチ(2枚) mofusandミニフィギュア ちいかわのPOCOPOCO(スマホグリップ)など どれもこれも、日常でさりげなく“推し”を持ち歩けるのが嬉しいポイント!タオルは吸水性もしっかりしていて実用性もばっちり。プレゼントにも良さそうです。 会場内はそこそこ混雑していたものの、スタッフさんの誘導もスムーズでストレスフリー。欲しいものはしっかりゲットできました✨ おまけ:山形屋の北海道物産展も満喫♪ POPUPストアで癒された後は、同じく山形屋で開催されていた北海道物産展へ。もうね、香りがすでに罪。 おいしそうな海鮮丼やスイーツ、ジューシーなザンギ…。私はスイーツコーナーに吸い寄せられ、ミルク感たっぷりのプリンとチーズケーキをお持ち帰りしました。 推しグッズに囲まれたあとに、北海道の美味も堪能できるなんて…まさに“心もお腹も満たされる”贅沢な一日でした。 ■まとめ:癒しとおいしさに包まれた幸せなおでかけ ちいかわやmofusandの世界観をたっぷり味わえるPOPUPストア。GW期間中だったこともあり、活気がありつつも、心温まる雰囲気が広がっていました。 そしてその後の北海道物産展では、おいしい発見までできちゃうおまけつき。生ドーナツを買って帰りました。 山形屋さん、ありがとう…! 「気になってたけど行けなかった」という方も、「次回は絶対行くぞ!」という方も、少しでも参考になれば嬉しいです🐾

https://kagoweb.net/topics/report/7389/


こんにちは、寒さもピークを越えて暖かくなって、春の到来を感じる季節になってきましたね。とくに天気の良い日は家族でお出かけしたいところ。 今回は、3月に開催される鹿児島県下三大市の一つ、加治木初市についてご紹介したいと思います。 加治木初市の開催日時や交通規制 2025年の加治木初市は3月1日(土)と2日(日)に開催される予定です。加治木初市に行くには、JR加治木駅から徒歩約5分ほど。また、加治木初市の会場周辺では、交通規制が行われますので、車での移動の際はご注意ください。 日時:2025年3月1日、2日 午前8:00〜17:00 場所:加治木郵便局周辺 加治木初市とは何か?歴史を紹介 加治木初市とは、鹿児島県姶良市加治木町で毎年3月に開催される伝統的な市です。約180年の歴史があります。加治木初市の起源は、江戸時代に加治木藩の城下町として栄えた加治木町で、農家や商人が自分の作った品物を売り買いする市が始まったことにあります。明治時代になっても、加治木町は鹿児島県の中心地として発展し、加治木初市は県内外から多くの人が訪れるようになりました。現在でも、加治木初市は鹿児島県の文化や歴史を伝える大切なイベントとして続いています。 鹿児島県下3大市の一つに数えられ、ほかの2市には「川辺の二日市」と「高尾野の中の市」があります。 初市の様子 加治木初市の見どころや楽しみ方を紹介 名物の縁起だるまや姶良市の特産品などの名物 加治木初市の見どころは、縁起だるまや姶良市の特産品などの名物です。私は毎年、家族で加治木初市に行って、色々なものを見て回ります。特に、加治木初市の名物として有名なのは「縁起だるま」。 もともとは夫婦のだるまを販売していたことから「人形の市」とも言われているそうです。また、加治木初市では、姶良市の特産品や名産品がたくさん販売されています見て回るだけでも楽しいです。 大小さまざまなダルマが売られている 地元の特産品 加治木初市でぜひチェックしたいのが地元のお店が出品アイテム。ここでしか食べられないものなどがあるので、見逃さないように! おススメは田中蒲鉾店のかまぼこを使ったテイクアウトメニュー。食べ歩きにぴったりですよ。 田中蒲鉾店のチーズハットグは絶対食べたい一品 ステージイベントや実習作品の即売会などのイベント 加治木初市では、販売だけでなく、様々なイベントも行われています。私は、子供と一緒に、ステージイベントや実習作品の即売会などに参加します。ステージイベントでは、パフォーマーや地元の小中学生や高校生が、歌やダンス、演劇などを披露しています。 また、実習作品の即売会では、地元の学校の生徒が作った作品を販売していたりするので、ついつい買って応援したくなります。加治木初市では、地元の人たちの活気や創造力を感じさせてくれますよね。 初市の風に吹かれると風邪をひかないという言い伝え 加治木初市には、地元では昔から「初市の風に吹かれると、その一年は風邪をひかない」という言い伝えがあります。 春の訪れを告げる爽やかな風を感じながら市を楽しむのも良いですよね。私も実際に、初市に行った年は風邪をひいてないような気がします。たまたまでしょうか? まとめ 加治木初市は、鹿児島県の春の名物です。約180年の歴史がある伝統的な市で、縁起だるまや姶良市の特産品などの名物があります。また、ステージイベントや実習作品の即売会などのイベントも行われており、多くの人でにぎわいます。さらに、初市の風に吹かれると風邪をひかないという言い伝えもあります。 家族で楽しめて春の訪れを感じられる素敵なイベントなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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