島原まち巡りと島原鉄道で行く日本一海に近い駅「大三東」系ゆえ長崎へ。味処 仲よしの名物「Wスーパーポーク&がぶ丼」でランチを堪能する旅

鹿児島から熊本フェリーで島原を経由して長崎へ旅行する体験レポート。

島原へ到着して、いよいよ島原のまちを巡ります。
熊本からフェリーで島原へ渡る様子は前回のレポートをご覧ください。

体験レポート
鹿児島から長崎へは熊本港からフェリーで渡るのをオススメしたい

鹿児島から長崎へ行くなら、西九州新幹線が早くて便利。 でも、少し時間に余裕があるなら、フェリーを使ってゆっくり海の旅を楽しむのも素敵な選択肢。熊本港からフェリーで島原半島を経由して長崎を目指すルートは、ちょっとした冒険気 […]

島原港からバスで島原中心へ

島原港に到着したら、次の目的地は島原市内の中心部。

フェリーターミナル前

島原駅からそのまま島原鉄道で島原駅に向かいたいところですが、フェリーと電車は全く接続していないので、1時間以上待つことも。

そんなときは電車よりバスが便利で、島原駅や市内の主要スポットまで簡単にアクセスできます。バスに乗れば、島原の街並みを眺めながら約20分ほどで市の中心部に到着。どこかレトロな雰囲気のある町並みが広がり、島原の歴史や文化が息づいているのを感じます。

島原の中心部に行くには、そのまま島原城の前や島原駅まで行っても良いですが、商工会議所前の停留所で途中下車がオススメ。観光地やカフェも集まっているエリアなので、ここで降りて街歩きを楽しんでみましょう。

島原のまちを散策して「かんざらし」体験

商工会議所前でバスを降りたら、まずは街歩きをスタート。石畳の道を進むと、穏やかな街並みと歴史的な建物が目を楽しませてくれます。島原は、「水の町」または「鯉の泳ぐ町」としても知られており、いたるところに湧き水が流れる風景が広がっています。

鯉の泳ぐまち観光交流センター”清流亭”

その風情ある景色を楽しみながら歩くと、老舗の茶屋「水都」に出会います。

島原かんざらし喫茶 水

ここでぜひ味わいたいのが、島原の名物スイーツ「かんざらし」。冷たい水に浮かぶ白玉団子に、ほどよい甘さのシロップがかかっていて、爽やかな味わいが特徴です。甘いものが疲れた体に染み渡り、ホッと一息つける時間になるでしょう。水の音を聞きながらのんびり過ごす、そんな贅沢な時間がここにはあります。

かんざらしと抹茶のセット 550円

島原城で御城印をゲット。武家屋敷へ

街歩きを楽しんだ後は、島原の象徴ともいえる「島原城」へ足を運びましょう。白亜の美しい天守閣が青空に映えるこの城は、歴史的な遺産としてだけでなく、城内には歴史資料館や展示が充実しています。島原の歴史を学びながら、壮大な景色を楽しむことができます。

そして、忘れてはいけないのが「御城印」。御城印は、最近注目を集めているお城版の御朱印で、ここ島原城でも手に入れることができます。スタンプラリー感覚で城巡りをするのも、旅の楽しみの一つですね。歴史ファンにとっても、一つの旅の記念になるアイテムです。

島原城から少し歩くと武家屋敷があります。時間があればそちらも見て回りたいですね。

島原鉄道で大三東へ

島原城を後にしたら、次は島原駅へ。

ここからローカルな風情漂う「島原鉄道」に乗って、大三東(おおみさき)駅へ向かいます。

この路線は海沿いを走るため、車窓からは美しい海の景色が広がり、癒しの時間を提供してくれます。

特に大三東駅は「海が見える駅」として有名で、無人駅ながらも多くの観光客が訪れるスポットです。

駅に降り立つと、目の前には広がる海が。列車の音も静かに消え、波の音だけが響くこの場所は、まさに絶景ポイント。写真を撮るだけでなく、しばらく静かに海を眺めていると、旅の疲れもすっかり癒されるでしょう。

お食事処「仲よし」で名物ランチ「Wスーパーポーク&がぶ丼」

大三東駅を訪れた後は、地元で評判の食堂「仲よし」へランチを楽しみに行きましょう。このお店は、地元の人々にも愛されるアットホームな雰囲気の食堂で、ボリューム満点の料理が魅力です。

特におすすめは「Wスーパーポーク&がぶ丼」。

ジューシーな豚肉と長崎和牛のローストビーフが贅沢に盛り付けられ、甘辛いタレがご飯にぴったり。肉の旨味とタレの絶妙なハーモニーが口の中で広がり、食欲をそそります。地元の食材を使った温かい料理で、心もお腹も満たされること間違いなし!

観光シーズンは1時間以上待つこともある人気店なので、時間に余裕を持って訪れましょう。

味処 仲よし

所在地 〒859-1413 長崎県島原市有明町大三東丙198-2
アクセス 大三東駅より徒歩4分。
営業時間 11:00~15:30(L.O.15:00)/17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日 不定休

大三東から諫早駅そして長崎駅へ

美味しいランチを堪能した後は、再び島原鉄道に乗り、大三東駅から諫早(いさはや)駅へと向かいます。この区間も、島原鉄道ののんびりとした雰囲気の中で移動することができ、田園風景や海の景色を楽しむことができます。

諫早駅に着いたら、そこからはJRに乗り換えて、最終目的地の長崎駅へと向かいましょう。諫早から長崎へは快速シーサイドライナーで約30分ほど。長崎駅に到着すれば、異国情緒あふれる街並みが広がり、新たな出会いが待っています。

諫早駅でJRに乗り換え

フェリーと鉄道を使ったこのルートは、移動そのものが楽しみになる、ゆったりとした旅の形です。ぜひ海の景色、地元の味覚、そして歴史ある街並みを存分に堪能できる、特別な旅を体験してみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

薩摩おこじょ
薩摩おこじょ
北の地から鹿児島へやってきて、そのまま住み着いてしまったオコジョです。新しい家族と仲間と一緒に楽しく暮らしています。
子育てしながら鹿児島、特に霧島・大隅での日々の暮らし情報を発信して行きます。

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