ドラクエウォークリアルイベント vol.3「DQウォーキング 九州」に参加して娘に言われた意外なコト【熊本グリーンランド行ってきた】

ドラクエウォークは、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」を題材にした位置情報RPGで、現実世界を歩きながらドラクエの世界観を楽しむことができるアプリ。プレイヤーが実際に移動することでゲームが進行し、冒険の途中でモンスターと遭遇したり、様々なイベントが発生したりと、リアルと連動したゲーム体験が楽しめ、全国のプレイヤーたちが、各地の名所を巡りながらゲームを楽しんでいるのが特徴。
そんなドラクエウォークの魅力をさらに引き立てるイベント「DQウォーキング 九州」が、2024年11月16日~17日に熊本グリーンランドで開催され、今回は実際にイベントに参加した体験レポートとして、現地の雰囲気や、見どころ、ゴールドパスとスタンダードパスの違いなどを紹介!

「DQウォーキング 九州」とは?
DQウォーキングは、ドラクエウォークのリアルイベントとして、実際の観光地や施設を巡りながら、ゲーム内の冒険を進めていくスタイルのイベント。今回は熊本県にある人気のレジャー施設「熊本グリーンランド」が舞台となり、九州在住の人だけでなく全国各地から多くの勇者たちが集まる。
このイベントの魅力は、参加者にとってはドラクエの世界観をリアルに体験できる貴重なチャンスとして、開催地の熊本県にとっては地域の魅力をアピールするための地域創生イベントのような一面も持っていること。
今回は遊園地での開催とあって、アトラクションを楽しみつつ、イベントも楽しめるので、子どもと一緒に遊びながら周ること可能(中には、ドラクエ世代のお父さんだけイベントを回って、ドラクエにあまり興味のないママと子どもはアトラクションで遊ぶというパターンも)。
もちろん一人で周っても、プレイヤー同士の交流や各スポットにいるキャラクターとのグリーティングも大きな魅力のひとつ。
アクセスと準備
熊本グリーンランドへは公共交通機関でのアクセスも可能。JR大牟田駅からバスで向かうが、バス停にはすでに長蛇の列。しかし、当日は臨時バスも運行されていたのでスムーズに乗車できた。
乗客の中には、DQウォーキング参加者以外にも一般のお客さんや地元の方たちも乗っていたので、事情を知らない人たちは不思議に思っただろう。

グリーンランドに到着~入場
開場1時間前の午前9時ごろにグリーンランドに着いたが、すでにたくさんの勇者たちが行列を作っていた。入口では、聞き覚えのあるドラクエのオープニングテーマ曲が流れており、テンションは嫌でも上がってくる。
アプリを立ち上げるとデータの読み込みが行われ、専用のオープニングイベントが開始されるので、それを見ながら入場案内を待つ。また、いつでもチケットを提示できるように準備をしておく。
持ち物と準備のポイント
イベント参加には、DQウォーキングのイベントチケットのほか、施設(グリーンランド)への入場券も必要になる。
このことは事前に運営からしつこいくらい何度もメールが送られてきて、事前に購入をすすめられるのだが、それでも当日慌てて買う人が見受けられた。運営からのメールはちゃんと確認しておこう。
- 必須アイテム:スマホ、イベント参加チケット(SQUARE-ENIXアプリ)、施設入場券(アソビューアプリ)
- おすすめアイテム:モバイルバッテリー、歩きやすい靴・服装
受付を済ませてイベント開始!
9時半を過ぎるとゴールドパスを持つ人から入場を案内された。
まずはグリーンランドの入口でアソビューアプリの入場券を見せて、そのあとイベント受付に向かい、SQURE-ENIXアプリでイベント参加チケットを提示し、参加証と来場記念品を受け取って、いよいよイベントの開始!
お馴染みのキャラクターに会おう!グリーンランド内を巡るスタンプラリー
「DQウォーキング 九州」は、テーマパーク内のさまざまなスポットを巡り、スタンプを集めるスタンプラリーが実施される。
各スポットには『ドラゴンクエスト』シリーズでお馴染みのキャラクターやオブジェが設置されていて、ゲームアプリ内で全6個のスタンプを押すことで全クリアとなる。

冒険の前にまずはグッズ販売エリアで旅支度
すぐに各スポットを回っても良いが、冒険に出る前に準備をするのがRPGの基本。
というわけで、まずはグッズ販売エリアへ!
今回は「花札」と「スライムクッキー」そして「DQウォークファンブック」をゲット!そして何より、イベント限定の缶バッジは絶対外せない!



ちなみに、ガチャエリア前ではウォーカー同士でのバッジ交換取引も盛んだった模様。
いざ冒険(スタンプラリー)へ出発!
準備が整ったら、アプリで各スポットの位置を確認してスタンプを集めに行く。周るスポットの順番は特に指定がないので、近いところから巡っていくことに。
まずは、ドラ消しにはまっているカンダタからチェック。
お次は、ちびっ子たちに風船を配る意外(?)と子ども好きなあらくれさん。
そして次は、岩に刺さった剣を引き抜いて記念撮影ができるスポット。人が混んでくると大勢が見てる前で決めポーズをとることになるので、いろんな意味で勇気を試される。
まだ人が全然いない間に周ることができたので、この時ばかりはゴールドパスを持っていて良かったと心の底から思った。
寝てるカンダタ。最初はなんで寝ているのか意味不明だったけど、よくよく確認してみると「ゆうべはお楽しみでしたね」をプレイ中ということらしい。
そして、最後のスポットは熊本の魅力を伝えるカンダタ。
ゲームを通して地域の魅力を伝えることもカンダタの大事なお仕事のようだ。
スポットをすべて周り終えると、イベントクリアとなりゲーム内で限定の称号をゲット。
スタンプラリー自体はゴールドパスで入場して素早く移動すれば、ほとんど混みあうこともなく11時前には終わった。所要時間は全部で1時間ほど。スタンダードパスだと各スポットで行列に並ぶことになるので、もっと時間がかかっていたかもしれない。
DQウォーキングはまだまだ終わらない
スタンプラリーをクリアしても、イベントはまだまだ続く。限定メガモンスター、限定ミッション、グリーティングイベントなど、やることは盛りだくさん。時間の許す限り遊び尽くす!
スラミチの部屋
とりあえず、スタンプラリーで疲れた体を癒すためにゴールドパス限定特典のひとつ「スラミチの部屋」へ。
ゴールドマン、ストーンマン、ゴーレムを模した自動販売機も設置されており、なんと一人1本まで無料でドリンクを貰えた!
休憩所内には、スマホ用充電器があるので、モバイルバッテリーを持ってこなかった人にとっては重宝するのではないだろうか。
また、子どもを遊ばせるスペースもあるので、親子で来た人にとってもゆっくりできそう。
ただし、グリーンランド敷地内にはレストランやカフェ、自販機がいたる所に設置されているので、ゴールドパスを持っていないからと言って休憩できる場所がない、というわけではない。
イベント限定メガモンスター
11:30からはDQウォーキング限定メガモンスター「ウォーキング」と戦うことができる。
ただし、大勢の人が参戦するため戦闘開始と同時に討伐終了。
そして、同時にウオーキングが登場する場所にプロデューサーが登壇してトークイベントも。
さらに新商品をかけて「ドラクエじゃんけん大会」。めざましジャンケンみたいなノリでじゃんけんをして、最後まで勝ち残ればスラミチリュックが貰えるという企画。
なんか、皆さんご存じ『ドラクエじゃんけん、じゃんけんぽいっ!』みたいな感じで始まったけど、そんな掛け声、初めて聞いたからな!!
キャラクター探しや限定ミッションも熱い!
グリーンランド敷地内のあちらこちらに置かれたモンスターのオブジェクトを探して写真を撮るのもの結構楽しい。




また、敷地内を散策していると受付業務が終わってフリーになったリッカに遭遇。
「ドラクエウォークファンブック」を宣伝してもらうようなカタチで記念撮影してもらった!
限定のリアルイベントミッションとして、「10000歩以上あるこう」がシレっと追加されている。期間は1日なので、イベント内にクリアする必要はないのだが、日常生活で1万歩以上歩くことなんてあまりないし、ミッションの存在に気が付かないままクリアできなかった人も結構いたようだ。
DQウォーキング九州・最後のイベント
13:30からは、この日の最後のイベントとなる2度目のメガモンスター登場と合わせてプロデューサーの登壇イベント。
今度はプロデューサーと一緒にパーティーを組んで魔王の地図を討伐するという企画。今回は特にプレゼントなどもないので、本当にただのお遊び企画。
イベントに傾聴しながら、2度目のメガモンスター討伐も終了させて今回のDQウォーキング九州はすべて終了。
DQウォーキング自体は16:00まで催されるが、16:00までに熊本駅にたどり着かないと帰りの高速バスに間に合わないので、名残惜しいが今回はここで撤退。
グリーンランド内の売店でお土産を買って、最後は忘れずに軌跡の剣で思い出を残す。


グリーンランド前のバス停には同じく帰りの人がたくさん並んでいて焦ったが、臨時便を出してくれていたので予定通り高速バスに乗って帰ることができた。サンキュー運営!!
イベントまとめと感想
当初不安視していた通信接続状況についてだが、まったく問題なかった。
通信キャリアはYmobile!を利用しているが、普段はちょっと山の中に入ったり、電車に乗って移動したり、人が混雑するところに行くとすぐ通信が不安定になってしまうが、当イベント中は快適そのもの。通信エラーや遅延は全く感じられなかった。
イベント会場内も混乱するような混雑は見受けられず、グリーンランド内にイベント参加者と一般の客の両方が入っても、スペースに余裕があるように感じられた。
地方開催となると、遠方から参加する人も多く、バスや新幹線、飛行機の時間に合わせて行動しなくてはならないので、ちょっとした混雑が致命的になりうる可能性があったので、ほとんど問題なくスムーズに会場内を周れたのはすごく良かった。
ゴールドパスはなくても楽しめる?
ただ、その会場内のスムーズさのおかげで「スタンダードパス」と「ゴールドパス」の差別化があまり感じられなく、ゴールドパスは会場内が混雑したときのための保険くらいの意味合いしかないように思えた。
スラミチの部屋はゴールドパス所持者だけが入れる場所だが、ほかにも休憩できる箇所はたくさんあったのでスタンダードパスでも困ることはない。ただし、中がどうなっているのかは外から分からないので、ゴールドパスを持ってない人はすごく気になるかもしれない。
グッズ販売も専用レーンが設けられたが、ちょっと時間をずらせば混雑を回避できるし、イベント全体を通して見ても、そんなに慌てて回る必要もあまりない。
しかし、これはあくまで結果論なので当日どうなるかなんて誰にも分からない。やはりゴールドパスは時間に余裕がない人のための保険的なものだろう。
ただ、イベント参加の旅費を考えると、電車・バス・飛行機代や宿泊代、飲食代、お土産代などで5~6万円は余裕で消えるので、スタンダードとゴールドの差額なんてほとんど誤差レベルになってしまうのではないだろうか。
初日と二日目どちらに行くべき?
DQウォーキング九州は2日間の開催となり、今回は二日目に参加してきたが、初日と二日目どちらに行くのが良いだろうか。
初日はいち早く情報を配信したい有名YouTuberやインフルエンサー、メディアライターが来ているので、そういう人たちとの交流も楽しみなのであれば初日が良いかもしれない。
逆に、友人や家族と一緒に楽しむのであれば二日目の方が落ち着いていてちょうど良いだろう。
今後のDQウォーキングイベントの展望と期待
参加した側としては非常に楽しませてもらったが、視点を変えて開催した側はどうだったのか。
運営はきちんと納得のいく収支を得られたのだろうか?開催地となった熊本への経済効果はどれほどのものだったのだろうか?
どんなに楽しいイベントでも社会的に意義のあるものでなければ存続は難しい。首都圏や関西での開催であれば容易に人は集まるし、経済効果もそれなりにあるだろうが、地方開催となると集客は一気に難しくなる。
今回、わざわざ熊本で開催した意味を考えると、ただ単に九州圏内の人達に参加してもらおうということだけではなく、関東・関西などの都市部の人たちを地方へ誘客する地方創生的な意味合いの方が強い。イベント内でカンダタが熊本の魅力を伝えようとしていたことからも、それは間違いない。もしかしたら熊本復興支援目的もあるかもしれない。
偶然にも同じ日程でお隣りの福岡でポケモンGoのリアルイベント「ワイルドエリア福岡」が開催され、そちらにも参加してきたのだが、「ワイルドエリア福岡」は福岡市と運営が官民一体となり街全体でイベントを盛り上げ、数十億円の経済効果があったと試算されている。
さすがに規模が違うので比べるのは無理があるかもしれないが、それでも見習うところはたくさんあるのではないだろうか。
今後、東北や北陸など色んな地方でDQウォーキングが開催されるかもしれないが、その頃にはドラクエウォークをプレイすることで地域社会に貢献できるという図式が完成されていることを願う。
そうすれば堂々と会社を休んで地方遠征へ向かう大義名分ができるというものだ。
帰宅後、娘から言われた意外なひと言
帰宅後イベントで手に入れたグッズと40過ぎたおっさんが楽しんでいる写真を子どもに見せたら、どうやらドラクエに興味を持ったらしく、ドラクエウォークをやってみたいと言い出した。
次回は、親子で参加できると良いな。

投稿者プロフィール

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神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
» DQウォーク専用Instagramアカウント
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