麻辣湯初心者が李記東北麻辣湯 天文館店に行ってみて分かったこと

2025年の流行語にもノミネートされたという「麻辣湯(マーラータン)」。
巷ではめちゃくちゃ流行っているらしいが、実はこれまで一度も食べたことがない。
そんな折、天文館を歩いていたら偶然見つけたのが「李記東北麻辣湯 天文館店」。
これはもう、行くしかないだろう。
店に入ったはいいものの、システムがよくわからない。
とりあえず他のお客さんの動きを観察し、見様見真似でボウルとトングを手に取り、具材を選び始める。
何を入れれば正解なのか皆目見当もつかないが、担々麺っぽいイメージがあったので、まずは青梗菜を投入。
次に外せないのが羊肉。中国で鍋といえば、牛や豚ではなく羊肉なのだ。
少し匂いにクセがあるので苦手な人もいるかもしれないが、私はラムしゃぶが大好き。
もし羊肉がダメでも、豚肉があるのでご安心を。
本当はキクラゲも入れたかったが見当たらず、代打でエリンギをゲット。
さらにハチノスと少量のパクチを投入すると、一気にオリエンタル感がマシマシになる。
あとは白菜と、赤と白の縞模様の正体不明な練り物をいくつか。
中に何が入っているのか全然わからない。
だが、この「食べてみるまでわからないワクワク感」こそが、麻辣湯の醍醐味なのかもしれない。
仕上げに、餅なのか麺なのか判別不能な謎の食材を放り込む。
レジへボウルを持っていくと辛さを聞かれたので、初回は無難に1辛を頼んでみる。
重さは約400g。
1g=4円なので、合計1,600円。
……意外といい値段になった。
正直、現金をほとんど持っていなかったので、キャッシュレス(PayPay)対応なのはかなり助かった。
店員さんが中国人っぽかったこともあり、もしお金が足りなかったらそのまま厨房裏に連れて行かれて、中国マフィアに売られるのではないかと内心ヒヤヒヤしていた。
ちなみに、1,000円以上だと中華麺か春雨を無料でトッピングしてもらえる。
支払い後、番号札を受け取って席で調理されるのを待つ。選んだ具材から完成される自分の麻辣湯はこんな感じに仕上がってくるはず↓
そして、待つこと5分。番号を呼ばれ、熱々の麻辣湯が入った器を受け取る。
見た目はなんか自分がイメージしたよくあるやつとはだいぶ違うが、こういうものなのだろうか?
レジ横に並ぶ見慣れない調味料たちに再び迷うが、ここは直感で花椒油(ホアジャオ油)を投入してみた。
ひと口食べてみると、なるほど、これはうまい。
流行るのも納得だ。
ピリッと痺れる辛さが、見事に食欲を刺激してくる。
……ただし、ここで一つ大きな反省点がある。
本来なら、まずは何も入れずに食べるべきだった。
先に調味料を入れてしまったせいで、元の味がこうなのか、花椒油でこうなったのか、今となっては一切わからない。
とはいえ、うまいことには変わりないので、花椒油を入れた判断自体は失敗ではなかったと思う。
むしろオススメしたい。
薄くスライスされた羊肉は、昔中華街で食べたラムしゃぶを思い出させてくれて、ちょっと懐かしい気持ちになる。
羊肉の脂がスープにコクを加えているのも良い。
正体不明の練り物も普通に美味しいし、パクチとハチノスも良いアクセント。
餅みたいなやつは韓国のトッポギに近く、モチモチして自然と噛む回数が増え、満足感が高い。
気づけばスープまで完飲していた。
今回分かったこととして、麻辣湯はラーメンとはまったくの別物だということ。
どちらかと言えば、スープが主役の鍋料理に近い。
注意点として、麺をトッピングすることもできるが、麺でお腹を満たそうとすると値段が跳ね上がり、コスパはかなり悪い。
がっつり食べたい人は、二郎系ラーメンか中華屋で担々麺を頼んだ方が正直満足度は高いだろう。
一方で、野菜や肉をヘルシーにたくさん食べたい人には向いている。
ご飯などの炭水化物が基本的に付いてこないので、ダイエット中の人にも良さそうだ。
なお、インスタ映えを狙って宣材写真のような盛り付けを目指すと、軽く一杯3,000円を超えてしまいそうなので、その点だけは要注意。
麻辣湯は具材や調味料、辛さの組み合わせで毎回違う味を楽しめるのでリピート必至。
今度はあれこれ色んな具材を入れず、好きなものだけを1点集中でたっぷり入れまくる本気スタイルで注文してみようかと思う。
現場からは以上です!
李記東北麻辣湯天文館店
所在地: 〒892-0827 鹿児島県鹿児島市中町5−6
PayPay支払可能
投稿者プロフィール

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神奈川から鹿児島に移住した当サイト管理人兼WEBデザイナー。カレーとラーメンと焼肉や珍しいご当地料理が好き。週末はイベントやお祭りに出向いたり、小学生の娘と一緒にポケモンをしながら街をブラブラ歩く。最近はドラクエウォークもやってます。
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